風邪を予防する献立レシピのポイント
野菜中心であっさりとした味付けの献立です
外はめっきり風が冷たくなり、冬の到来を待つかのような気候となる11月。年末の忙しさによる体力の低下や、体の冷えなどにより風邪をひきやすくなる時期にもなります。そこで今回は体内の免疫力をつけ風邪ウィルスに対する抵抗力をつけることができる食材、献立をご紹介します。日々の食卓から栄養を蓄え、長い冬を元気に乗り切りましょう。
緑黄色野菜はビタミンAの宝庫
緑黄色野菜は煮込み料理にも大活躍
今回使用しているブロッコリーや人参、ほうれん草などの緑黄色野菜は、喉や胃腸などの粘膜を保護し、免疫力を強化してくれるビタミンAを多く含んでいます。また呼吸器系の病気に対する抵抗力もつけてくれるので、この時期、温野菜や煮物などにして積極的に食卓にとり入れてみましょう。
“りんご1個で医者いらず”とも言われる豊富な栄養価
りんごを料理にも活用してみましょう
りんごに含まれるペクチンには粘膜を保護し免疫力をつける働きがあります。今回はソースにりんごを加えることでとろみがつき魚のソテーによくからみます。リンゴ酸には弱った粘膜の炎症を抑える効果があります。ビタミンCも豊富なので風邪予防にはもってこいの食材です。
体をポカポカと温めてくれる生姜の効果
生姜は様々な効能があります
風邪を予防するのにまず大切なことは体を冷やさないことです。生姜は近年、流行食材となり、薬味としてだけでなく紅茶やジャム、お菓子などにもよく加えられるようになりました。生姜は体を温め、また痰を切りやすくし咳を鎮める効果があります。
腸の働きを良くしておくことも大切
おやつ、朝食がわり、料理にフル活用!
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は胃腸の働きを良くする効果や粘膜を強化する働きがあります。なかでも近年、R-1乳酸菌が話題となり、花粉症やインフルエンザから体を守ることができるとも言われています。
それでは、これらの食材を取り入れた風邪を予防する献立レシピをご紹介します〉〉