マカオの誇るリゾートエリア、コタイ地区
次々に大型リゾート施設建設が進む(大譚山よりコタイ地区中央部を望む)
北側でタイパ島、南側でコロアン島と接し、西側はロータスブリッジで中国広東省珠海市の横琴島とつながっているコタイ地区。面積は約5.6平方キロ、坂が多いイメージのマカオにあって、ここは埋立地のため平坦で広く感じるかもしれません。
マカオ政府はコタイ地区を世界的競争力のあるリゾート地区として発展させることを目標にしており、カジノ付きリゾートホテル、エキジビションセンター、スポーツ関連施設といった大型レジャー施設を中心にした都市計画が進められています。
※■は乙と水を組み合わせた繁体字独特の漢字
コタイ地区の特徴
2011年にコタイ地区の最もタイパ島寄りの位置に開業したギャラクシーマカオ。2015年内を目指して第2期工事が進められている (c) Galaxy Macau
それぞれの施設はとにかく規模が大きく、例えばヴェネチアンなら3,000ものホテル客室、350のショップとレストランを有するショッピングモール「ショップスグランドカナル」、15,000人収容の多目的アリーナ「コタイアリーナ」、東京ドーム1個分のフロア面積を持つ巨大カジノ、東京ドーム1.5個分の広さを持つ「コタイエキスポ」が1つのリゾート内で全部揃うといった具合です。規模の大きさだけでなく、施設の豪華さも群を抜いています。新しい施設ばかりのため、ホテル客室の設備の充実度や清潔感が漂うのも、コタイ地区のリゾートならでは。泊まる、食べる、買う、遊ぶといった旅の楽しみをコタイ地区の中だけで十分に満喫できます。
コタイ地区へのアクセス
コタイ地区の各リゾートが運行する無料シャトルバスの利用が便利 (c) City of Dreams
ムービングウォークの開通でコタイ地区とタイパビレッジ間の徒歩移動が便利に
タクシーを利用の場合、所要時間はシャトルバスより少し早い。料金はマカオ半島の中心部(セナド広場)から50パタカ程度。路線バスでもマカオ半島、タイパ島、コロアン島方面へアクセスできます。運賃はマカオ半島行き4.2パタカ。所要時間はマカオ半島のグランドリスボア前バスターミナルまで約30分と、シャトルバスに比べて少々時間がかかります。
また、コタイ地区は東側でタイパ島の観光名所タイパビレッジと接しており、ギャラクシーマカオからなら徒歩で横断歩道を渡ったすぐ目の前といった距離。ヴェネチアン・マカオからカルモ教会まで歩道橋とムービングウォークが開通し、だいたい15分程度。
コタイ地区内の移動は徒歩かリゾート間を結ぶ無料シャトルバス利用。ただし、区画が離れているリゾート間(例えばシティ・オブ・ドリームズとギャラクシーの間)の徒歩移動は思ったより遠く感じるため、シャトルバスの利用がベターでしょう。
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