聖ミヒャエル教会
聖ミヒャエル教会の展望台からの眺めはハンブルク随一!
旧市街の西側にある聖ミヒャエル教会は、1762年に創建され、1842年の火災で焼失後、1912年に復元されたバロック様式の教会。古くからハンブルクのランドマークとして市民に親しまれ、「ミッヒェル」の愛称で呼ばれています。高さ132mという塔は遠くからでもよく目立ち、航海を終えた船乗りたちにとっては、ハンブルク港の灯台のような存在だったとか。この塔の展望台からの眺めはハンブルク随一。市街地や港を一望のもとに見渡すことができます。
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St. Michaelis Kirche
住所:Englische Planke 1
TEL:040-376780
開館時間:5~10月 9:00~20:00 11~4月 10:00~18:00
入館料:地下聖堂 3ユーロ、展望台 4ユーロ、コンビチケット 6ユーロ
アクセス:SバーンStadthausbrücke駅から徒歩5分
聖ヤコビ教会
中央駅からのびるメンケベルク通りの一本南の道に位置する教会
重厚な佇まいとモダンな塔の外装が印象的な聖ヤコビ教会は、中世の価値ある美術品を数多く所有することで知られています。内陣には、聖ルカや聖ペーターの祭壇、1610年にゲオルク・バウマンによって造られた大理石の説教壇など見どころが盛りだくさん。なかでも、バッハが演奏したこともあるという、アルプ・シュニットガー作のパイプオルガンは必見です。
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■St. Jacobi Kirche
住所:Steinstr 1
開館時間:10:00~17:00 日曜休み
アクセス:UバーンMönckebergstr駅から徒歩1分
チリハウス
商館として建てられたチリハウス。現在はオフィスのほか人気レストラン「Slowman」なども入居
運河沿いの倉庫街とともに世界遺産に登録された「チリハウス」は、北ドイツ表現主義を代表する建築家、フリッツ・へーガーの設計で1924年に完成。名前は、チリ硝石の輸入で財を成したヘンリー・スローマンが建築主だったことに由来します。船をイメージしてデザインされたというチリハウスは、豪快な曲線を描く外壁や船の船首を思わせるコーナー部分、様々な模様が施されたレンガなどとてもユニークな建物で、建築ファンでなくとも一見の価値あり。中庭に入るとまた違った雰囲気なので、ぜひいろいろな角度から眺めてみてください。
チリハウスの一角には人気のレストラン「スローマン」があります。
参考記事はこちら>>>
ハンブルクのレストラン
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Chilehaus
住所:Fischertwiete.2
TEL:040-34919-4247
アクセス:UバーンMessberg駅から徒歩1分
ここまでは中心街の観光スポットをご紹介しました。次のページでは、ますます注目を集める世界遺産の倉庫街や、歓楽街レーパーバーン、フィッシュマルクトなどをご紹介します。