Q113 メイクお休みの「すっぴん日」を作るべき？

今回はこんな質問が届きました

Q.平日も休日も毎日メイクをしています。休肝日のようにお肌も「メイクお休みのすっぴん日」を作ったほうがいいのですか？ また、「肌に負担をかけるからは、ファンデーションは塗らない」という人がいますが、メイクによっては肌はダメージを受けるのでしょうか？

いまだに「メイクは肌に悪い」と思っている方もいらっしゃるようですが、今の時代、ファンデーションが肌に悪いということはまずありません。逆に私は“肌を外的刺激から守るために必要”だと思っています。ファンデーションに対する考え方はふたつ。

それは、肌をおおう『洋服』と考えるか、肌を外気から守る『下着』と考えるか、です。お休みの日における下地やファンデーションは、あくまでも肌を保護して補整する下着だと考えて下さい。冬は暖房による乾燥や冷たい風、夏は冷房や紫外線など、1枚の皮膜と通して肌を外気から守ってくれるアイテム。特に紫外線対策の役割は重要です。紫外線は年間を通して、ガラス越しにでも室内にも入ってきますからあえてすっぴんで過ごすというのはむしろよくないです。最近のファンデーションはスキンケア効果が高いものが多く、個人的にもつけてない時間が長いとかえって肌がごわついてしまいます。

そもそも睡眠中はメイクを落とすわけですから、活動している日中はメイクで肌を守ると考えてはどうでしょうか？
また、メイクは心にも効くんです。肌が明るくキレイになったり、目がぱっちりとすると自信がついて気持も上がり前向きになりませんか？そんなメイクの心理的効果も大きいと思います。

よくないのはメイクの後、役割を終えたファンデーションやメイクをきちんと落とさないことです。メイクは役割を終えたらきちんと落とす。これが最も大事なこと。肌に残ったメイクは皮脂や汗などは時間がたつと酸化して肌にダメージを与えることになるからです。だからつけることより、きちんと落とすことを意識しましょう。そこをちゃんとわかっていればメイクのダメージを気にすることはないと思いますよ。

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