イタリア食材で構成したアフタヌーンティー
まず運ばれてくる料理は、2段のスタンド。(ご紹介しているのは、10月下旬からの新メニュー)スタンド下の段 3種類のスコーン
バニラ
チョコレートとドライパーシモン
栗と胡桃
上の段 サンドウィッチ
ペコリーノチーズと洋梨のブルスケッタ
マッシュルームとパセリ
フィノッキーナ カプリーノチーズとチャイブ
ローストビーフ ルッコラとパルジャミーノチーズ
スイーツにもチーズの味が生きています
お客さまの様子を伺いながら、適当なタイミングで運ばれるスイーツのプレート。
モンブラン
ピスタチオと林檎のタルト
エスプレッソムース
ティラミス
季節の野菜やフルーツと、イタリアンらしい食材を織り交ぜた構成です。特に印象深いのは、その内容の随所にチーズが顔を覗かせているところ。サンドウィッチにも、スイーツにも。スコーンについては、付け合せのクリームにチーズが使われます。
3種のスコーンに合わせるジャムやクリームは4種類が運ばれます。アカシアはちみつ、柿のマルメラータ(マーマレード)、マスカルポーネ、レモンカード。
付け合せの4種で特に強調したいのは、ふっわふわのマスカルポーネ。マスカルポーネを練るだけではできない、とびきりのふわふわ感。卵や生クリームをほどよく混ぜながら、マスカルポーネの味わいを十分に感じさせつつ、ふわふわ感を生みだしているようです。
この4種類の付け合せを、組み合わせてスコーンに塗るだけでも6通りになるし、スコーンも3種類あるので、計18通りの楽しみ方が可能。楽しみながらあっという間に食べつくしちゃいそうです。
サンドウィッチには、フィノッキーナというトスカーナのサラミと、カプリーノチーズという香味の個性的な素材同士をはさんだもの。マイルドなペコリーノチーズは、洋梨との組み合わせ、ローストビーフには、ルッコラとパルジャミーノチーズを合わせるなど、イタリアンチーズの特色を生かすようにしていることが伝わります。
頃合いを見て運ばれるのが、スイーツプレート。エスプレッソムースは、ビターでありながら、とろけるようなやさらかさ。後を引く苦みの余韻がまさに大人の味。
さらに、食後には、ビスコッティ、オランジェット、ホワイトアーモンドチョコレートが届きます。
落ち着いた色合いでまとめられたノーブルな店内
ガイドから
全体としては、スイーツに重きが置かれています。最初にサンドウィッチをいただいてから、スコーン、スイーツに入っていくと、スイーツのボリュームが強すぎるかもしれません。そこで、スコーンについては3種類、ジャムやクリームが4種類もついてきますので、最初にこのスコーンプレートに手を付けて、次にサンドウィッチ、再びスコーンに戻ったりしながら、スイーツに入っていくと、変化に富んだイタリアンアフタヌーンティーを余すところなくいただけるように思います。
スイーツプレートもイタリアンテイスト。エスプレッソムースは、コーヒーの苦みがしっかりしているので、コーヒーを頼んでコーヒー味を重ねるより、紅茶を頼んだほうがエスプレッソムースの味わいを実感できるような気がしました。
【店舗情報】
シャングリ・ラ ホテル 東京 イタリアンレストラン「ピャチャーレ」
東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 28階
電話(直通)03-6739-7898
イタリアンアフタヌーンティー メレンダ イタリアーナ
期間:毎週土曜日・日曜日・祝祭日
時間:14:30~16:30
料金:4500円(ティー、コーヒーはお好きなだけ)
4800円(スパークリングワイン又はソフトドリンク1杯付き、ティーとコーヒーはお好きなだけ)
消費税込み、別途サービス料13%必要
■関連リンク
シャングリ・ラ ホテル 東京