太らないために意識したい5つの習慣
スイーツは1日1個と決めましょう!
1. どんなときも野菜を欠かさない
野菜にはビタミンミネラル、そして食物繊維が多く含まれています。ビタミンには食事で摂った脂質や糖質を円滑にエネルギーに変えてくれる働きもあり、毎日毎食欠かさず摂りたい栄養素。そして重要なのは食物繊維で、食物繊維には体脂肪を作りにくくしてくれる働きがあることがわかってきています。ごちそうとなるとどうしても肉や魚介類、寿司や甘いものなどがメインになってしまいますが、野菜料理も忘れずに食べましょう。ごちそうを食べる日は特に、野菜スープや野菜ジュース、サラダや野菜小鉢などで、野菜を意識して食べることが大切です。
ちなみに、食べたい野菜の量は1日350g。毎食2皿ずつくらいを食べないと足りないような分量です。意識して野菜習慣をつけるように心がけたいですね。
2. 「特別な日」を作らない
今日は食べ過ぎてもOK、という習慣はできるだけやめていきたいもの。食べ過ぎたり絶食したりの繰り返しは、体脂肪が増えやすい食事パターンであり、太りやすい体質に近づく典型的な例です。年間を通じてそうした特別な日を作らないようにするのも大切なこと。まずはそういう機会を徐々に減らしていきましょう。
とはいえ、もしも食べ過ぎてしまったら、短期間にリセットを。絶食ではなく、減食で調整するのがおすすめです。
ガイド記事:昨日の食べすぎをなかったことにする方法
3. お酒を飲みすぎない
お酒を飲むと太る理由は大きく二つあります。ひとつめは、お酒そのもののカロリーが高いことです。飲み物だからと何となく気づかないうちに、カロリーオーバーになってしまいます。
また、お酒を飲むことで普段の自制心が崩れて食べ過ぎてしまうというのも原因。飲み始めると、食べ過ぎないなどの判断がしにくくなるのは仕方がないことなのですが、それであればお酒を飲む頻度を下げるしかありません。飲み会の約束は週2回までにする、それ以外はお酒は飲まない、などのルールを自分で作っていかないと、いつも体重が変動してしまう原因になります。
お酒のカロリーや、イベントのときの食べかたのコツはこちらも参考になさってください。
ガイド記事:年末イベントシーズンを乗り切るダイエット6か条
4. 和食を過信しない
和食=ヘルシーということで、お正月料理などをたくさん食べてしまったり、年末年始のごちそうを食べ過ぎるという方が多いのかもしれません。特におせち料理に入っている煮物類は通常の料理よりも圧倒的に砂糖の量が多く、思いのほかカロリーが高いことが多いので要注意です。
すき焼き以外の鍋物の野菜、和え物、酢の物、ドレッシングに気をつけたサラダなどは比較的安心ですが、魚や肉の煮物や焼き物などたんぱく質の食材を使った料理でも、食べ過ぎれば太ります。豆腐料理であっても味付けの方法によっては決してカロリーが低いとは言いがたいこともありますし、おでんなどは揚げた素材も多いので、カロリーが高いものも多くあります。いずれにしても、1品の料理ばかりを大量に食べないようにしましょう。
正月料理のカロリーはこちらでもチェックして見て下さい。
ガイド記事:【カロリー表】クリスマス料理・おせち料理
5. 運動習慣をつける
結局のところ、食べることが多くて運動不足になるというのも大きな原因。食べた分だけ動かなくては余分なカロリーが皮下脂肪や内蔵脂肪に変わってしまいます。ショッピングに出かける、良く歩くように心がける、定期的に運動をするなどを習慣付けることは、健康と体重の維持に大きな効果があります。ウインドーショッピングを2時間するだけでも、200kcalくらいの消費が期待できます。
いかがでしたか。ダイエットは習慣の継続が大切ですし、秘策があるわけではないのですけれど、この年末年始もほんの少しの工夫をして健康にスリムに過ごして下さいね。