朝食が大切

なかでも欠かすことなく食べてもらいたいのが朝食です。朝食は3度の食事の中でもとくに大切だとされています。では、なぜ朝食をとることが必要なのでしょうか。朝食の目的は大きく三つあります。まず一つは、副交感神経を上げること。二つめは、血流をよくすることです。私たちはものを食べると、吸収の過程で肝臓が動くので、肝臓に多くの血液が流れます。そして、その血液が全身にめぐることで全身の血流がよくなります。そして三つめは、あわただしい朝に「余裕」を生み出すということです。いくら簡単な食事をするとなれば、人は食卓に着きます。つまり、朝のあわただしい時間帯にほんの15分程度でも、落ち着いて座り、ものを食べるということで「余裕」が生まれ、自律神経バランスを整えるのです。
朝食イメージ

1日3回の食事の中でも朝食は特に重要



朝食は、朝低くなりがちな副交感神経を上げるチャンスです。朝のタイミングに副交感神経を上げることができるかどうかで、その日一日の過ごし方が変わってきます。ですから、朝食を抜くということは、副交感神経を上げるせっかくのチャンスを自ら逃してしまう、とてももったいないことなのです。あわただしい朝だからこそ、朝食を習慣化し、しっかりと副交感神経を上げる生活習慣を身につけましょう。
 

「腸のゴールデンタイム」を考える

昔から、「食べてすぐに寝ると太る」といわれていますが、これは医学的に見ても正しいのです。なぜなら、食べてから寝るまでの時間が短いと、血糖値が十分に低下しておらず、脂肪として蓄積しやすいからです。また、食べてすぐに寝ると自律神経も乱れます。食事の最初は「食べる」ということの行為による刺激と楽しさで交感神経が優位になっています。しかし、食べ物が消化され、腸が動きはじめると、今度は副交感神経が優位になり、結果、自律神経は整い、腸はますます働いてくれるのです。この、夕食を終えて腸がしっかり食べ物を吸収するまでの3時間が「腸のゴールデンタイム」です。

そして、この「腸のゴールデンタイム」をしっかりとることは、太らないためにはとても大切です。なぜなら、「腸のゴールデンタイム」をとらないで寝てしまうと交感神経が高いままの状態で寝ることになるので、食べ物が胃腸で上手く消化されず、結果、栄養素が細胞までいかず、どんどん脂肪の方にたまってしまうからです。つまり、血糖値と自律神経の乱れです。これが、「食べてすぐに寝ると太る」ということなのです。

食べてから寝るまでに、できれば3時間ぐらいを「腸のゴールデンタイム」にあてて、入浴したり、明日の準備をして過ごしましょう。これが腸と自律神経を整え、食べても太らない食事のコツになるのです。
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