今回はこんな質問が届きました
Q.流行のダークカラーメイクをすると、メイクが濃く見せるせいか男性うけが悪いみたい。おしゃれさ&愛され感を両立させるメイクテクニックを教えて下さい
A.ダークな色は幅広に入れないのが鉄則!ラインっぽくポイント的に使いましょう
ダークカラーに限らず、鮮やかな色を使うときは、色が目立ち過ぎないよう分量を少なくして幅広に使わないようにします。ポイント的にラインで入れるといいですよ。また、ダークカラーは上まぶたのだけでなく、下まぶたに入れるとモード感が出るので試してみて下さい。
やり方は、細い筆かチップにアイカラーを取り、下まぶたのまつげ際、目尻から3/1を目安に目頭方向へ入れていきます。目尻がいちばん太く、じょじょに目頭へ細くフェイドアウトしていくかんじに。
その理由は?目は丸いので同じ太さのラインで入れると、いちばん丸みのある黒目の下あたりが特に強調されてしまうのですが、黒目の下を細くして水平になるようにするとバランスがよく目元がスッキリ見えるんですね。目尻から3/1ほど入れ、バランスをみて似合うようなら少しずつ伸ばしてOK。ちなみに囲むとモードっぽくおしゃれ感が出ます。でも、おしゃれ感は出ますが“愛されメイク”とは少し違ってくるかもです。“愛される”と“おしゃれ”は残念ながら方向性にズレがあるんですよね。
適度におしゃれで、スッとしたクールな目元にするには、目尻3/1を「く」の字で囲むぐらいがちょうどいいでしょう。このとき、まぶた全体には少しグレーっぽいベージュカラーをぼかしましょう。いつものベージュにグレーが少し入るだけで今季はおしゃれぽさが出ます。
アイラインは黒だとハードになり過ぎてしまうのでブラウンがオススメです。
また、下まぶたメイクをしたときは、マスカラとアイランも同じくして下さい。下まぶたにはアイテムを重ねたほうが自然に仕上がります。目元を少しダークにしたなら口元は、グロスだけがいいでしょう。やり過ぎずほどよく流行を取り入れるのが、“愛される”メイクのコツですよ。
山本浩未さんおすすめのアイテム
透明度の高いキラめきと黒目を際だたせるパール効果で印象的な目元に
「ダークカラーでもグリーンは日本人になじみやすく自然に目元を引き締めてくれます」(山本さん)インテグレート ピュアビックアイズ GR777/1575円(編集部調べ)/資生堂
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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