生活シーンや時間帯で機能を使い分ければ、より生活が豊かに
夜は赤みのある光に調色して、くつろぎ感を演出
中村さんのお宅では、具体的にLED照明をどのようにお使いですか?
中村さん
例えば、子供に絵本を読む時には光量を上げて明るくし、寝る時間が近づくと少しずつ暗くして、眠りにつきやすくするというか、眠くなるようにしています。
ガイド
それは、とてもいい使い方ですね。調色機能はどのように使っていますか?
中村さん
昼間は白っぽい光にして、夕方からは赤みを帯びた色調に調節してくつろげるようにしています。特に子どもが眠った後、テレビを見るときなどは、シーリングライトを間接光にしていることが多いですね。主人は私より暗いほうが好みのようで、調光機能をよく利用しています。
河野さん
なるほど、そんなことができるんですね。
ガイド
「一つの照明器具で空間の雰囲気をいろいろと演出できる機能を持つ」これはLED照明器具の特長の一つなんです。時間帯や生活シーンによって明るさを変えたり、色味を変えたりできるのです。中村さんのお宅では、シーリングライトの間接照明も利用し、使いこなしているようですね。夜くつろぎたいときなどは明るさをぐっと抑えたり、間接照明だけにすると、お部屋をもっと素敵に演出できることをも多くの人に知ってもらいたいと思います。
使い方次第で表情を変えられるLED
ガイドリビングにLEDシーリングライトを導入するご家庭は多いと思いますが、リビング以外にもLED照明を採用することで、その部屋ならではの機能がアップしたり、演出が可能になったりすることもありますよ。
大谷さん、河野さん
どんなことができるんですか?
ガイド
いま、中村さんのお宅ではダイニングの照明器具は蛍光灯のシーリングライトですが、例えば、これをLEDのシーリングライトに交換してみましょう。調色機能によって食事のとき赤みのある色にすれば、食卓が華やかになり、料理もおいしく見えますよ。
大谷さん
LEDなら照明器具を変えずに、用途に合わせて光の色を変えられるんですね。
中村さん
私は、ときどきダイニングテーブルで仕事をするんですが、そんな時には明るくして、色調を白っぽい光にすると作業がはかどりそうですね。
ガイド
おっしゃるとおり! では、次はペンダントンライトにしてみましょう。ほら、これだけで部屋の雰囲気が違うでしょう。
ダイニングの照明をLEDペンダントライトに変えると部屋の雰囲気が大きく変わります
デザインバリエーションも幅広く展開
大谷さん本当ですね、ビックリ! LED照明器具には、こういった素敵なデザインの商品もあるんですね。シーリングライトだけかと思っていました。
ガイド
そうなんですよ。LEDだからといってデザイン制約があるわけではないんです。ショールームなどでは、実にさまざまなデザインのLED照明が見られます。今回のように天井に引っ掛けシーリングや埋め込みローゼットが付いていれば、工事不要で取り付けが簡単に行えますよ。ご確認いただく必要がありますが、多くのご家庭で問題なく設置できるでしょう(引っ掛けシーリングなどの説明は「プロが推薦!失敗しないLED照明器具の取り入れ方」をご覧ください)。
そして、LEDは小型化できるのもメリットです。導入の際はショールームや売り場でぜひご相談ください。それぞれの生活スタイルに合わせて、よりよい照明計画を提案してもらえるでしょう。
「LED照明は、いままで使用していた照明機能を損なうことなく、さらに新たな機能を追加し使い分けることができる」っていうことですね。
大谷さん、河野さん
なるほど……。エコで長寿命なことに加え、調光や調色といった、より生活が彩りあふれる使い方もできるんですね。
ガイド
LED照明の可能性は、これだけではありません。さらに一歩踏み込んだ使い方をすることで、さらに快適に彩りのある暮らしが実現できますよ。詳しくは「これでフル活用!LED照明器具導入術(後編)」でご紹介していきましょう。
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LED照明施工例
より詳しくLEDの特長を知りたい方は
LEDの特長
もっとLEDの省エネ法について知りたい方は
照明別 省エネ・節電方法
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