とにかく遊んでもらうために
地図の苦手なガイドが唯一都道府県を覚えかけたのは、桃鉄を遊んでいた時だけでした。残念ながら自分では所有してなく友達の家で遊んでいたので、完全に学習するには至りませんでしたが(イラスト 橋本モチチ)
ゲームを開発する人達は、自分達の作ったゲームをできるだけたくさんの人に遊んでもらおうと必死です。最初ちょっと遊んだだけで、「これ、なんかよく分かんない」と投げ出してしまうことのないように考え抜いています。ゲームが進化して複雑になればなるほど、初心者が遊びにくくなり、逆にスムーズに遊んでもらうための工夫はとても重要になります。
全てのゲームが親切で分かりやすく、スムーズに遊べるとは言いませんが、多くの人に遊ばれた名作の中には、驚くべき学習効果で巧みにゲームの内容をストレスなくプレイヤーに理解させてしまうものがあるのも事実です。今回ご紹介した、すぐ使える、すぐ褒める、すぐチャレンジする、という3つの要素は思い出してみれば、自分達がハマッた数多くのゲームに当てはまるんのではないでしょうか。
なんとしても遊んでもらいたい、というゲームクリエイターの考え方を理解することは、ゲーム以外の勉強や、仕事をいかにうまくやるかということにも応用できるかもしれません。
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