価格設定にやや難あり
注目の価格だけれど、期待していたより高かった。最近のヒット作を見ると、全て割安感ある価格設定となっている。CX-5もエクストレイルなどと比べ、お買い得感強い。次期型アテンザと言えば2リッター車で250万円から。横滑り防止装置やサイドエアバッグ付きと言うことを考えても安くない。素材の質感にもこだわったというコクピット
今やLクラスのセダン/ステーションワゴン市場は氷河期。できれば最初だけでいいから雪解けを誘うような価格設定とし、売れたら装備を加えながら少しづつ値上げしていけばよかった。CX-5の成功で欲張った価格にしてしまったのだろう。マツダって消費者の気持ちを理解しない。
もし売れなかったら、結局20万円以上値引きすることになる。それより最初は230万円くらいに設定しておき、生産が間に合わないほど売れているからと値引きしないで売った方がいい。安さを感じさせない価格設定が売れ行きの足を激しく引っ張ると思う。もったいないです。
ただガソリンとディーゼルの価格差は少ない。エンジンスペックを見ると、2.5リッターガソリンよりディーゼルの方が優位。それなのにディーゼルの価格は2リッターガソリンの40万円高ですんでます。2.5リッターと比べたら20万円差か。マツダのディーゼルのコストパフォーマンスを感じる。
ちなみにディーゼルは、おそらく18万円程度の補助金が出るので(金額は確定していないそうです)、272万円ということ。ガチンコのライバルになるだろうカムリHVより30万円も安い。このあたりのお買い得度をキッチリとアピールできれば、次期型アテンザのディーゼルはヒットすると思う。
ワゴンタイプも併せて発表されている
【関連サイト】
マツダ