マツダ CX-5のディーゼルの実力は本物だった

CX-5のディーゼルにやっと試乗できた。運転席に座ってスタートボタンを押すと、ディーゼルと思えないくらい容易に始動。驚くことにディーゼル特有のカリカリという騒音は"ほぼ"しない。ガソリン車に近いマイルドな燃焼音である。この時点で「あらら?」と感じるだろう。

Dレンジをセレクトしてアクセルを踏むと、わずかに「カリカリ」という音を出しながら走り出す。ここで驚くのはパワー感だ。アクセルを普通に踏んでも必要にして十分なトルクを出しており、文字通り「軽快」という表現がピッタリ。ガソリンエンジンよりはるかにパワフルであります。
マツダのCX-5に試乗。「これはディーゼルなのか?」と思うぐらいの快適さ

マツダのCX-5に試乗。「これはディーゼルなのか?」と思うぐらいの快適さ


新世代技術SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ テクノロジー)を使った新エンジンを搭載

新世代技術SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ テクノロジー)を使った新エンジンを搭載

加速も良好! 新開発の6速ATは、ほとんどギアチェンジのタイムラグ無しにシフトアップしていく。深くアクセルを踏めば、4リッターのガソリンエンジンと同等のトルク(42.8kgm)を発揮し、グイグイ加速。アップダウンの多い箱根の道でも全くストレス無し。

一旦走り出すとディーゼルっぽい騒音は皆無。また、バランスシャフト付きなので、振動も感じない。強いてガソリンエンジンとの差を上げるなら、音質が違う程度。ディーゼルの方が低いです。いずれにしろ以前のディーゼルと全く違う。新しいタイプのエンジンだと思った方がいい。

排気ガスのクリーン度はどうか。同じクリーンディーゼルである日産エクストレイルの場合、冷間時のエンジン始動直後の数十秒間甘酸っぱいニオイを出すのみで無臭。CX-5も基本的に無臭ながら、たまに甘酸っぱいニオイを出す。マツダの担当者も認識しており、調査中とのこと。

ディーゼルのイメージにつきものの黒い煙は「どうやっても出ない」と言えるだろう

ディーゼルのイメージにつきものの黒い煙は「どうやっても出ない」と言えるだろう

黒い煙については「どうやっても出ない」と表現した方がいいかもしれません。試しに排気管をチェックしてみたら写真の如し。ススなど全く付いておらず。平均的なガソリンエンジンよりクリーンである。これならディーゼル=大気汚染の元凶というイメージも徐々に薄れていくことだろう。