これぞ上質&上級コンパクトカー

環境意識が高まる昨今、コンパクトカー人気はウナギ登りである。ひとつ大きなカテゴリーまで「ボク、コンパクトカーで~す」などと謳ってみたり。コンパクト人気の理由は、小さい=せこい=我慢、から、小さい=使いやすい=十分満足、というクルマの変身によるものである。

上質&上級コンパクト。全体的に質感が向上しているなかで、特に強く意識したのはベリーサだろう。雰囲気のいいインテリア。そして走ったときの音と振動のなめらかさ。価格を抑えなければならないコンパクトカーのなかで、一番、お金をかけにくい「目に見えない部分」にまで着目し、しっかり対応したマジメなクルマである。

そのベリーサのマイナーチェンジである。走りの部分での上質感は相変わらず。そして今回は「L」というグレードに試乗したのだが、ブラック&ブラウンの2トーンの本革を採用し、まったくもってリッチな味わい。インテリアの雰囲気もよろしく、マダームな気分を十分に味わえる。

極めつけは夜で、ブルーLEDの室内間接照明で夜間の室内空間をムーディに仕上げたり、ドアミラー内臓のランプで条項時の足元を照らし、万が一にもマダームの足元が水溜りなどに踏み込まなくて済むよう気配りがされている。

上質コンパクトという商標をとっておけばよかったのに。ベリーサに乗るたびにそう思う。


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