友人関係、お金がなきゃ続かない?
オシャレなカフェでおしゃべりは楽しい。でも、それはあなたにとって本当に意味にあるお金と時間の使い方?
■このままでいいの?
誘われるのは嬉しいもの。断るのは申し訳ないし、もう誘ってもらえなくなったら嫌だし…。そんなふうに相手に合わせるばかりで、本当に自分が使いたいことにお金を使えず、貯金もできないなんてことはないでしょうか。
人間関係を続けるのに、お金が必要なことは確かにあります。でも、その度合いが過ぎてしまったり、お金がなければ人間関係が維持できないと考えてしまうのはちょっと問題。いくら友達付き合いのためとはいえ、貯金ゼロの状態が続いていいわけがありません。
金銭感覚は人それぞれ違うもの。特に実家暮らしをしている人とは感覚が大きく離れていることがあり、それはきちんと伝えなくてはわからない場合もあります。お金のことは言いにくいことではありますが、今後も友人関係を続けたいのであれば、金の切れ目が縁の切れ目となってしまうことも。
お金のかかる遊びを控える代わりに、一人暮らしの部屋に招いてホームパーティ・家飲みを提案してみてはいかがでしょう。お店よりずっと安く、しかも気兼ねなく過ごせます。このときも最初から無理をせず、きちんと費用はワリカンにするのが◎。これからの季節は『ホームパーティは鍋で盛り上がれ!』にあるような鍋パーティもおすすめです。
おうちデートのお金はどうなるの?
恋人との金銭感覚の違いは、時に二人の間に微妙な空気を漂わせることも。長く付き合うためには、お互いの考えを擦り合わせておくことも必要
■このままでいいの?
恋人ができてハッピー。でも、恋人ができると、デートやプレゼントなど、お金がかかることが増えます。お金をかけずに過ごすこともできますが、あんまりケチケチしすぎることがお互いの恋心に影響を与えることもあり、その微妙なさじ加減が難しいところ。恋愛しながら、冷静にお金を貯めるのは意外と難しいことかもしれません。
ただ、どちらかの金銭的負担が大きいという問題は先送りにしておくと、どんどんと言いにくくなるだけでなく、いつの間にか大きな不満となることも。できるだけ早くルールを作っておいた方が◎。また、もし結婚など将来のことを考えているのであれば、あいまいにせず、お金に対する考え方を話し合う機会を持つことも必要です。
一人暮らしの部屋で過ごすことが増えると、デート代と生活費の境目が見えなくりがち。そこでお互いが毎月一定額を出し合って、共通のお財布を持つというのもおすすめ。デートはもちろん、二人で食べる料理の食費などはそこから出すようにすれば、使いすぎを防げるだけでなく、お互いの金銭感覚を擦り合わせる効果もアリです。
次のページでは、いつの間にかお金がなくなってしまう人の貯蓄習慣を考えます