前面2段給紙方式を採用
今回のモデルで大きく変わったのは給紙方式だ。2011年モデルまでは前面・背面給紙のスタイルを続けてきたが、新モデルでは前面2段給紙を採用した。エプソンのColorioシリーズが数年前から前面2段給紙を採用していたのに対し、キヤノンは背面給紙を続けてきた。厚紙印刷などでは背面給紙の方が便利だし、紙が丸まりにくいという利点もある。だが、背面や上部にスペースが必要なため、デザイン的にはデメリットとなっていた。
今回のモデルでは背面給紙をやめて前面2段給紙を採用。インクの交換なども含めて、基本的に前面だけで操作や給紙ができるようになった。
CD/DVD/BDラベル印刷にも対応しているが、残念ながらColorioシリーズのようにディスクトレイを内蔵していない。トレイは上部のはがき・写真用紙用トレイの裏側に収納し、これをセットして使うようになっている。