ロンドン空の玄関口、ヒースロー空港
日本からはエアライン4社が毎日直行便を運行。約12時間でヒースロー空港へ到着です!
またヒースローは、イギリスのみならずヨーロッパの重要なハブ空港です。世界各国の主要エアラインが乗り入れているので、経由便の選択肢が豊富なのも魅力です。
なお、ヒースロー空港は2012年9月現在、ターミナルビルの建替えと再編が進行中です。2008年にターミナル5がオープンし、2009年にはそれまでスターアライアンス系の集まっていたターミナル2が、建替えのため閉鎖しました。現在稼働しているターミナルは、1、3、4、5のみとなります。今後は現ターミナル1も建替えられ、建設中のターミナル2とあわせて、新ターミナル2が2019年に完成する予定となっています。
ヒースローに到着したら、まず入国審査
日本からの直行便が到着するのは、日系2社とヴァージンがターミナル3。BAはBA専用ターミナルであるターミナル5へ到着します。空港内の案内は全て英語ですが、イラストのアイコンが一緒に表示されているので、英語が得意でなくても空港内で大きく迷う事はないはずです。また情報量は限られますが、日本語ウェブサイトもあるので、旅行前に見ておくのも良いですね。空港内標識の日本語ガイドもダウンロードできるので、心配な場合はプリントアウトしておくと役立ちそうです。
参考:ヒースロー空港 日本語案内サイト
さて、飛行機から降りると、まずは入国審査です。「到着(Arrivals)」の表示に従って進むと、入国審査場へ出ます。審査窓口はEUパスポート保持者とそれ以外に分かれており、日本パスポートは「その他」(other passports)の列へ。日本からの直行便で入国する場合は、ほとんどの乗客が「その他」の列に並ぶことになるので、人の流れにそって進んで行けば間違うことはありません。審査場の入り口で係員が案内してくれる場合もありますが、そうでない場合でも「長~い列ができているほう」に並べば、ほぼ間違いありません。空いているからといって「EUパスポート」のほうに行っても、9割がた「あっちに並んで」と怒られます。長い列に並ぶ覚悟を。
荷物の引き取りと税関
入国審査を通過すると、すぐに手荷物引き取り所(Baggage reclaim)があります。どこのカルーセルかは、電光掲示板で確認を。便名と出発した都市名が出ているはずです。スーツケースを受け取ったら、免税品の申告の必要がない場合は緑色の「申告不要(nothing to declare)」へ進みます。X線検査機器の横に係員が立っている場合がありますが、特に呼び止められない限りはそのまま通過して構いません。申告品がある場合は、赤のゲートを通り、手続きをします。
到着ロビー、空港からの移動
税関を抜けると、到着ロビーに出ます。出迎えのある場合は、あなたの名前やグループ名を書いたカードを持った人がこの辺りに立っているはずです。到着ロビーには、両替所やATM、ニュースエージェント(新聞や雑誌、飲み物や軽食の買えるキヨスク的なもの)、ホテルやタクシー、レンタカーなどの予約カウンターなどがあります。空港内の両替所の営業時間は場所により様々ですが、大半は早朝から夜22時ごろまでは営業しています。なお、ターミナル3には24時間営業のアメリカン・エクスプレスもあります。ただし、空港の到着ロビーにある両替所やATMは混んでいることが多くレートも良くないので、ある程度の現金は日本を出発する前に両替しておくことをおすすめします。
参考:空港内の両替所の場所と営業時間(英語)
ロンドン市内への移動方法は、地下鉄、列車(ヒースローエクスプレス、ヒースローコネクト)、タクシーなど様々。最短で約15分、長くても約1時間程度で市内へ到着します。
参考記事:「ヒースロー空港からロンドン市内へのアクセス」