プリントとジャカードの種類がある
N.Y.のトラッドショップ、F.R.トリップラーが、英国のジョン・コンフォートで作られせたもの。小紋タイプはコーディネートしやすい
デザインは小さめの文様を散りばめた小紋タイプのものと、大きめのペイズリー文様が全体を覆ったものがあります。コーディネートしやすいのは、小紋タイプのものでしょう。小紋タイプのものは意外と癖がないので、スリーピースのスーツに合わせても、うるさくなりません。
今回写真で紹介しているものはすべて私物で古いものです。そのせいか地味な色が多いですが、現在巷で売られているものは、けっこう派手な柄のものもあります。このあたりも好みで選んでください。
英国のリバティーも昔からペイズリー文様の製品を手掛けていました。こんな大きな柄はあまりありません。もちろんプリントタイです
ポケットチーフもネクタイとデザインの異なるペイズリー文様にしてもいいですね。素材はシルクが中心になると思います。
ペイズリー文様のネクタイは、トレンドアイテムとして紹介していますが、実はトレンドを超越した通好みの王道アイテムなのです。ですから英国ブームが去った後に着用しても恥ずかしくなく、むしろ“英国好みの渋い男”として一目置かれます。女性にモテるかどうかは分かりませんが。
もし、押入れを探して、勾玉柄らしきネクタイがあったら、それを締めても結構です。大剣の幅が10cmあるような幅広サイズなら、スリーピースかオッドベストを着用してネクタイの剣先を隠してください。これで、20年前の時代遅れのネクタイということは誰にもバレません。
この秋冬のトレンドである英国スタイルを、Vゾーンでさり気なく演出してください。
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