長年着られる、正統派のコートが登場
 

ディトーズ

ディトーズ ハウススタイルオーダーのカバートコート

Bespoke Tailor Dittos(ビスポークテーラー ディトーズ)のハウススタイルオーダーに、コートが加わった。こちらのオーダーは、お客さんのために型紙を作り、職人が手で縫い上げるビスポークオーダーではなく、国内のファクリー生産による、いわゆるパターンオーダーだ。オーナーの水落卓宏さんがベースとなる型紙を手掛け、採寸と体型補正を行ってくれるところも安心感がある。

コートのデザインは彼らしく、英国伝統の伝統的なデザインを踏襲し、縫製も丁寧。さらに価格も抑えているので本当におすすめできるコートなのだ。

写真はカバートクロス(ARTHUR HARRISONが織ったH.E.BOX)を使ったカバートコート。実に英国らしい雰囲気をもつコートだが、スーツの上からはもちろんのこと、カジュアルウェアの上に羽織ってもかまわない、実用的なコートとして知られている。

写真はないが、チェスターフィールドコートもおすすめしたいコートだ。こちらは昨今既製品で「チェスターコート」と呼ばれ。巷に出回っているのでご存知の方も多いはず。ネイビーやダークグレーの生地で仕立てれば、かなりドレッシーな雰囲気になり、王道のフォーマル向けコートになる。

反対に明るめのヘリンボーンならスポーティーな雰囲気になり、いつものビジネススーツに合わせることだってできる。ダブルブレステッドのチェスターフィールドコートは5000円増しでオーダーすることも可能。

英国好きにたまらないのが、上襟に付けるベルベット。なんと英国製のものを用意しているのだ。色はブラック、ネイビー、ブラウンなどがあり、ベルベット襟のみオプションで2000円増し。

ディトーズ

比翼フロントの控え仕立て。このように細部にもこだわっている。

ディトーズのコートは、フロントの打ち合わせ(重なり部分)が深いという特徴がある。これは昔のビスポークスーツやコートに見られるデザインで、現在は打ち合わせが浅いものがほとんどだ。打ち合わせが深いほうが防寒性も増し、コートとしての役目を果たしている。

また、比翼仕立ての場合も、写真のように裏側の生地を内側に控えている。この方がボタンを留めるときも楽だし、正面から見ても裏側の生地が完全に隠れてくれる。あえて名称をつけるなら、「比翼フロントの控え仕立て」と呼ぶそうだ。この仕立ては昔ながらの職人技で、とうぜん作るのも時間がかかる。ファクトリーメイドといえども、ここまでこだわったコートができるのである。

・カバートコート(ARTHUR HARRISON製 H.E.BOXのカバートクロス) 16万2750円
・チェスターフィールドコート(ARTHUR HARRISON カシミア10%×ウール90% 6色あり535g/150cm) 17万3250円
英国製のベルベット襟は2000円増し。ダブルブレステッドは5000円増し。
他におすすめの生地・・・キャバルリーツイル(テーラー&ロッヂ)、ウール100%、黒無地のみ。丈夫でカジュアルな雰囲気をもった生地で、かなり価格を抑えている。価格15万2250円
納期約4週間。


次のページではポロコートを紹介する。