パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

ゴントラン シェリエ 東京【渋谷】(3ページ目)

渋谷駅前にゴントラン シェリエ(GONTRAN CHERRIER)がフランスから上陸しました。新進気鋭のパン職人、ゴントラン シェリエさんにインタビューしました。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

ゴントラン シェリエのカフェテリア


ゴントラン シェリエの1階パン売り場の右手奥はイートインスペースになっていて、買ったパンをすぐそこで楽しむことができます。
カフェテリア

カフェテリア

2階はパンと料理のマリアージュをゆっくり楽しめるカフェテリアです。平日ランチはたっぷり野菜とひよこ豆のファラフェルサンド(900円)や15種の野菜と2色バゲットのサラダプレート(1200円)、週末はパンブッフェがつくブランチメニューがあります。キッズメニュー(具沢山プチサンド、スープ、フルーツジュース 700円)もあるので、お子さま連れでも気兼ねなく入れます。

ディナーはパンとワインとともに楽しめるシャルキュトリー(自家製パテやリエット、生ハムなど)やチーズの盛り合わせ、フレンチテイストの温かい前菜、冷たい前菜、メインも「フランス産シャラン鴨のコンフィ」(1600円)などブラッスリー的なメニューが並びます。
カフェテリア

カフェテリア


その料理や食材のために作られたゴントラン シェリエのパンはクラシックなものばかりでなく、彼が旅先で出合ったハーブやスパイスなどの繊細な風味を感じさせるものもあり、ここはそんなパンと料理との新しいマリアージュを堪能できる場所かもしれません。

ゴントランさんから日本のパン店の印象と読者へのメッセージ

ゴントランさんから日本のパン屋さんの感想を聞くことができました。

「忙しくてまだどこにも行けていないけれど、東京の印象は好きですね。個人のブーランジュリーは個性的でどことして同じものがないのが面白い。どこへ行ってもそこのブーランジェの顔が表れている。フランスのパンは画一的だから、これはおもしろいことだと思います。パリでも自分しか出せない個性を出していきたいし、フランスのブーランジュリーも、もっとそうなったらいいですよね」
ローズマリーと松の実

ローズマリーと松の実


そして読者へのメッセージもいただきました。

「多国籍な要素が混じり合った食材にフランスのテイストを盛り込んだり、日本の食材に合った創作を加えたりするのはほんとうに楽しい。この仕事に誇りを思っています。日本とフランスの食文化をエクスチェンジして、楽しいクリエーションができた喜びと新しい発見を皆さんと分かち合いたいと思います」。
さくらんぼジャム

さくらんぼジャム


今後3~5年の計画でボルドー、リヨン、トゥールーズにも店を出したい、というゴントランさん。日本での展開は今のところ未定です。


ゴントラン シェリエ 東京

ゴントラン シェリエ 東京

■ゴントラン シェリエ 東京
住所:渋谷区渋谷1-14-11 1・2F
電話:1F 03-6418-9581 2F 03-6418-9582
営業時間:1F 7:30~21:00 2F 11:00~23:00 不定休
渋谷駅 宮益坂口0分
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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