時には言い争う事もあるものですが、二人の関係を良くする切っ掛けにそれをしたいもの

男女の間に生じる問題は様々ですが、二人の間に会話が無くなる前に、是非、手を打っておきたいもの。何かしら深刻な問題があれば、第三者に相談する事も是非、考慮してみて!

DV(ドメスティック・バイオレンス)いわゆる家庭内暴力やストーカー行為といった男女の間で起こりうる問題は、私たちの生活を不幸にする要因です。

今回は、あなたの大切な旦那様を万が一、凶暴化させて、いわゆる暴力夫にしない、あるいは、あなたの大切な奥様と末長く幸せに暮らしていくために是非、知っておきたい事を精神医学的観点から詳しく解説します。

相手を理解するためには会話は不可欠!

夫婦、パートナー同士といった男女の間で起きてしまう問題の原因は実に様々。例えば、相手が浮気性だったり、あるいは、ギャンブル、アルコールなどにのめりこんでしまって、家庭を顧みない人になってしまった。あるいは、仕事がうまくいかず、いつもイライラしている。さらには、仕事に行ってくれなくなってしまった人もいれば、反対に、仕事命の人もいるはず。休日、祝日はおろか、正月、盆、暮れでも、家族サービスを放り出して、職場に向かってしまう。あるいは、やたら金遣いが荒かったり、反対に、ケチ過ぎる人もいます。また、相手が夜のおつとめを拒否するようになってしまったり、場合によっては、単に相手が生理的に嫌になってしまった場合もあるかも知れません。

以上のような諸々の事情が原因で、二人の関係がいったん疎遠になってしまえば、相手を理解してあげたいという気持ちは無くなってくるでしょう。その結果、二人の間に会話がなくなり、ただ世間体のために関係を維持している場合もあるはず。もしも、事態がこれほどまで悪化してしまったら、別れる事も有力な選択肢になってきますが、まずは事態が、こじれてしまう前に、何とかして手を打ちたいもの。そのためには、普段から相手をよく理解しておく事が大切です。その基本はやはり何と言っても会話! 二人の間に会話が無くなる前に是非、何かしら手を打ちたいものです。

現実対処を誤らないためにも、現実には背を向けないで! 

二人の関係を良好に保つには会話は不可欠ですが、ここで気を付けたい事もあります。人はどうしても信じたい事を信じてしまうもの。その時は、別に相手をだますという訳ではなく、一時しのぎで言った嘘や言い訳が、もしも相手の信じたい事であれば、相手はそれをそのまま受け入れ、信じてしまうもの。もしも、事態がずるずると悪化していき、最悪の事態に陥ってしまえば、きっと相手はそれに気付くはず。それまで自分が相手に言ってきた嘘もバレてしまい、二人の信頼関係がそれで完全に壊れる可能性もあります。

また、悩み事を自分一人で抱え込むのもNG! その苦悩は不合理なほど、心の中で強まりやすく、また、思考に合理性が損なわれがち。パートナーは、楽しい時を共に過ごす相手であるだけでなく、この、かつてなく厳しい現実社会を共に生き抜く相手なのです。実際、パートナーの何気ない一言で、それまで見えなかった問題解決の糸口がつかめる場合もあるかも知れません。その際、「男の沽券にかかわる」「女のプライドが傷つく」などと、体面やプライドには、とらわれないようにしましょうね。

反対に、相手が何かしら不平や不満をあなたにこぼすような時は、「うるさい!」と相手を追い払ったりしないで、是非、積極的に耳を傾けたいもの。その際、「○○でいそがしい!」というのも、あまり言い訳にはなりませんよ。相手がそれをあなたに口にしたという事は、相手がそれまで我慢に我慢を重ねて、ついに我慢できなくなって口から出て来た、いわゆる最後通牒に近い可能性もある事は是非、ご留意ください。

心の病気の可能性には目を光らせて! 

もっとも、二人の関係がこじれていく原因には何かしら解決が困難な事もあるでしょう。例えば、生活習慣や価値観の不一致は人によっては、なかなか許容しにくいもの。さらにもしも、家で読書や音楽鑑賞を好むような内向的な人と、野外でスポーツが大好きな人とでは、そもそも一緒に過ごせる時間が限られてきます。二人で一緒にいられる時間が作りにくいという事は二人の関係維持には大変な制約となります。遠距離恋愛が上手くいかなくなるのも、これが大きな要因だと思います。

とはいえ、一見、解決が困難に思えても、解決可能な問題が心の病気です。心の病気を治療する事で元の状態に戻れれば、関係悪化の要因が取り除かれる事になります。例えば、前述しましたが、ギャンブルやアルコールにのめりこんでしまい家庭を顧みなくなってしまった人の場合、依存症の可能性があります。依存症は脳が病的になった結果、もはや自分の意志では、それをコントロール出来ない状態。ギャンブル、アルコールといったものを断つには治療が不可欠です。

また、仕事に行かなくなってしまった人の場合、その人は、もしかしたら、うつ病に近くなっていて、脳内環境が病的になった結果、頑張りたくても頑張れない状態になっている可能性も考えられます。また、性欲低下は、うつ病のよくある症状。相手が夜のおつとめを拒否するようになった訳は、実は、うつ病が原因である可能性もあります。

あるいは、もしも、相手が浮気症だった場合、もはや自分の意志で浮気をコントロールできない人はセックス依存症の可能性もあります。もしも、心当たりがある人は是非、精神科(神経科)受診をご考慮ください。

事態がエスカレートする前に第三者に相談してみて

夫婦、恋人同士といった男女間での、もつれ事は、なかなか外部からは伺い知れないもの。その密室性から問題がエスカレートしていく場合も時にあります。その最も危険なものは、何といっても暴力でしょう。

暴力行為が生じる原因は、相手の何かしら病的心理が、その衝動を生み出していますが、暴力を受ける側にも病的心理が生じやすい事は是非、知っておきたいものです。例えば、「相手に去ってほしくない」といった事情のため、思考に合理性が失われて、相手の暴力行為を許容してしまえば、それが相手の暴力行為に拍車をかけてしまいやすいのです。

また、別れた後も、相手のストーカー的行為に、どうして良いか分からないといった場合もあるかも知れません。こうした行為はエスカレートしやすいという事は充分、認識しておきたいものです。それでも、もしも、自分の思考に合理性が失われてしまえば、たとえ、相手が一日に何十回も、あなたに電話してくるような事態になっても、別れた相手がどうしても、あなたの声を聞きたくて、一回電話してしまった時と同じ程度にしか、事態を認識出来なくなってしまうかも知れません。もっとも、第三者から見れば、問題があるかどうかは一目瞭然な事が多いもの。是非、事態がエスカレートしていく前に、自分の兄弟姉妹といった家族や信頼のおける友人に、早めに相談して、事態を客観的に判断したうえで、最善の策をご考慮してみてください。

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