7位 靴とボトムス
発色のいい色に染めた良質の革、履いた時に美しいデザインは、さすが。有名ブランドに限らず、ショーウィンドウをのぞいてみれば、これは!と思う一点が見つかります。イタリア人には足の幅が狭い人が多いので、サイズだけでなく、必ず履き心地も試してからご購入を。洋服で着目したいのは、ボトムスのデザインの絶妙さ。足の長さの問題……もありますが、「ヒップラインをいかに魅力的に魅せるか」にこだわったパンツは、お試しの価値ありです。
6位 ジェラート
日本でもすっかり定着してきた「イタリアン・ジェラート」。本場イタリアでは、若い男女ばかりでなく、スーツ姿の紳士やマダムまで、歩きながら食べる姿があちこちで見られ、その本場ぶり(?)に驚くかもしれません。ジェラートは一番小さいサイズを選んでも2~3種類のフレーバーをチョイスできます。ミルク系かフルーツ系で統一するのがポイント。美味しいジェラートを見分けるコツは、まず見た目。クリーミーな雰囲気、自然の色合いのジェラートが並ぶ店を狙いましょう。「artigianale アルティジャナーレ(職人による手作り)」の表示がある店もおススメです。
食べ方には、コーン、カップの他、最近イタリアでも流行り始めているシチリア式のブリオッシュ(柔らかい甘いパン)があります。
5位 カッフェ(イタリアン・コーヒー)
イタリア人が日常足しげく通うバールで一度は体験したい本場のカッフェ立ち飲み!
ちなみに、基本的なカッフェのほか、ミルクをほんの少し足した「カッフェ・マッキアート」、スチームミルクをたっぷり足した「カップチーノ」、ミルクにカッフェをちょっと足した「ラッテ・マッキアート」などがあります。アイスタイプには、「カッフェ・フレッド(エスプレッソにお砂糖を足して冷やしたもの)」や「カッフェ・シェケラート(エスプレッソを氷と一緒にシェイクしたもの)」など。「カッフェ・アメリカ―ノ」もありますが、これは、エスプレッソにお湯を足したものの場合がほとんどです。
4位 パスタ
イタリア人の主食は、パスタ! その種類は本当に多種多様です。各地に郷土的なパスタがあるので、各地でその土地ならではのパスタをオーダーしてみましょう。パスタのカタチは、ソースの絡み具合とリンクするもの。どんなソースにどんな形のパスタを合わせているかも注目どころですよ。「アル・デンテ」は、「歯に当たる」と言う意味があります。筋が一本残る程度に茹で揚げたパスタは、独特の歯ごたえがあり、この美味しさを理解できるのは、麺類の「コシ」を理解する日本人とイタリア人だけでは(イタリア人談)と言われています。本場のアルデンテをぜひ!