筋トレ・筋肉トレーニング/目的別の筋トレメニュー

筋トレで基礎代謝を向上させよう!汗を流して免疫力UP

免疫をつけるのに有効なのは、基礎代謝を上げること。筋トレで汗を流し、基礎代謝を上げ、免疫力を高めることで不調に強い体を作ることができます。より短時間で、より効果的に代謝をアップさせたいという人に、おすすめ種目をご紹介します。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

代謝を上げる筋トレ……効率重視で免疫を上げる!

筋トレで代謝を上げて夏バテ対策!

より短時間で、より効率よく体を鍛えたいなら、鍛えるべきは体の裏側。代謝をアップさせ、夏バテ対策にもなる

一旦体調が崩れると、すぐに元の体調に戻すのは難しく、その間、だるさと戦うしかないのは辛いですよね。そのため、しっかり対策しておきたいところ。

体調不良を防ぐのに有効なのは、基礎代謝を上げること。基礎代謝が上がると、内臓機能が活発になり、免疫力が高まって、様々な不調に強い体になることができるのです。

基礎代謝を上げるには、運動をして筋肉をつけるしかありません。しかし、実際にトレーニングに移るのは大変です。ただでさえ、気力が奪われている上に、さらに筋トレするなんて、と思っている方も少なくないはずです。そんな気分の時でも、おすすめの方法があります。それは、代謝アップに効果的なトレーニングを優先して行うこと。しかも、いつもより短時間で、回数も多くなくて構いません。筋肉量と基礎代謝の量は比例します。主に脚、背中にある体の裏側の筋肉を鍛えれば、よりてっとり早く、代謝を上げることができるのです。一日たった数分間でも、やるとやらないとでは雲泥の差です。

有酸素運動も、もちろん効果がありますが、より短時間で、より効果的に代謝をアップさせたいという人には、これから紹介する2つの種目がおすすめです。

体の裏側の筋肉に特化したトレーニングで、効率よく乗り切っていきましょう。

<目次>  

代謝を上げる筋トレ1.タッチトゥトゥズ

道具なしでどこでもできる、しなやかな体づくりのためのトレーニング。腰とハムストリングスをバランスよく刺激できるので代謝アップにつながるコアマッスルを鍛えられます。

【How to】
手順1

手順1

 脚を大きめに開き、両手を肩の高さに伸ばす
手順2

手順2

息を吸いながら、左手で右のつま先をタッチします
手順3

手順3

息を吸いながらゆっくりと体を起こします
手順4

手順4

反対側も同様に行いましょう

【ポイント】
・ゆっくりと左右交互に動作して、連続して10回/1セットで、1日2~3セット実施が目安
・勢いや反動を使わずにじっくりと行うことで、その分効果も高まります

<注意点>
・動作がだらだらと流れないように、1回の動作ごとにしっかり元の位置(スタートポジション)に戻りましょう
・ひざはロックしない程度に伸ばして、曲げないように動作してください
 

代謝を上げる筋トレ2.レッグバランス

全身のバランスをとりながら、ゆっくりと動作することで、基礎代謝向上につながる体の裏側をしっかりと強化できるトレーニングです。大筋群全体を効果的に鍛えられます。

【How to】
手順1

手順1

 両足をそろえて直立し、胸の前で手を合わせます。胸を張り、背すじはしっかりと伸ばしましょう
手順2

手順2

両腕を前に上げると同時に、片脚を後ろに伸ばします。この時に、体が一直線に床と並行になるように出来ればベストです
手順3

手順3

ゆっくりと元の位置(スタートポジション)に戻します
手順4

手順4

次に脚を替えて、左右交互に10回連続して行います。これで1セットです
※初心者向け

※初心者向け

体を傾ける角度は、左図のように浅くても構いません<初心者の方はこのくらいの角度から始めてみてください>

【ポイント】
・ゆっくりと左右交互に動作して、連続して10回/1セットで、1日2~3セット実施が目安
・勢いや反動を使わずにじっくりと行うことで、その分効果も高まります

<注意点>
・動作がだらだらと流れないように、1回の動作ごとにしっかり元の位置(スタートポジション)に戻りましょう
・ひざはロックしない程度に伸ばして、曲げないように動作してください
・しっかりと軸足を意識すると、体のバランスが取れるようになります。


いかがでしたでしょうか? 見た目には簡単そうに見えますが、実際にやってみると意外とキツいと感じられると思います。もちろんその分、効果はバッチリですので、ぜひしっかりと動作するようにトライしてみてください。

尚、トレーニングの際には、しっかり水分補給することを忘れないようにしましょう。ただし、スポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、飲み過ぎると糖分過多になることもあるので、要注意です。経口補水液を飲むなどして、水分補給に努めましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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