物件概要
「プルデンシャルタワーレジデンス」の概要は以下の通り。所在地:東京都千代田区永田町2丁目13-14
構造:鉄筋造(一部鉄骨コンクリート造)鉄筋コンクリート造
階数:地下3階地上38階建て
竣工:2002年11月
総戸数:125戸
設計・施工:大成建設
竣工年月:2002年11月
駐車場:106台
その他付帯設備:フィットネスルーム(2階)
構造面での特徴は3点。まず、鋼管柱の内部にコンクリートを充填した「CFT柱(Concrete Filled Steel Tube)」を採用。次に、ラーメン内に制振間柱として一般の建築物に使われる鋼材に比べ高い塑性変形能力を持つ超極軟鋼を用いた「LOYAL( Low Yield Aseismatic Limber System)構法」を取り入れ、地震時のエネルギーを吸収しやすくしている。そして、建物の固有周期に同調させた重りを屋上に置き、自動制御することで強風時の建物の揺れを抑え、居住性を向上させることができる「ATMD(Active Tuned MassDamper)構法」を取り入れたこと。制振構造の実績が数多い大成建設の技術が惜しみなく注入された1棟である。
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【撮影協力】
プルデンシャルタワー