第2位 使い道いろいろ、進化系ポン酢
個性派ぞろいの進化系ポン酢
ポン酢は鍋料理や蒸し料理のたれ、サラダ、和え物、焼き魚と、どんな料理にも使える万能調味料ですが、最近の注目は具入り系やスパイシー系などの変わり種。
「ポン酢」「焼き肉のたれ」「ドレッシング」といったこれまでのカテゴライズを取っ払う、調味料のボーダレス化が見られます。
- ミツカン「具がたっぷり ぽん酢だれ たれぽん」
こういった調味料を購入する際はスーパーの棚(調味料のカテゴリ)の使い方にとらわれないのがポイント。実はステーキソースや焼き肉だれの類のものが意外と万能調味料になったりします。
- ミツカン「ぽん酢 大根おろし」
- 大醤「ピリ辛ぽん酢」
第1位 ひとふりで味が決まる、シーズニング調味料
シーズニング調味料がさらに充実!
スパイス類を数多くそろえるのは大変だし、ブレンド具合も難しい……そんなときにひとふりで手軽に美味しさがアップできるのがシーズニング調味料の魅力。小瓶で、液体調味料ほど場所をとらないのもうれしいポイントです。
ただし、購入の際はネーミングだけの用途にとらわれないよう注意しましょう。パッケージに掲載されたおすすめの使い方のほか、普段の料理に隠し味程度から取り入れてみるのが上手に使い切るコツ。スパイスやハーブなどの風味が複雑に加われば、味に奥行きや重厚感も備わりますよ。
- 宮島醤油フレーバー「ステーキスパイス」
- ハウス「バニラシュガー」「シナモンシュガー」
調味料をうまく使いこなすには
便利とされる調味料を買ってはみたものの実は使いきれていない……なんて声もよく聞きます。購入する際、専用調味料ならば「絶対これを作る」、「いつも使っている調味料に似ているから使いきれる」と感じたものを。万能調味料ならば、パッケージにある料理例をチェックして、「これだったら使いこなせそう」とイメージのわくものを購入するのが、調味料を無駄なく無理なく活用するコツです。最近は、調味料のボーダレス化が進んで、手持ちの中で用途がかぶるケースもかなり多くなっています。好きな味を見つけたら、パッケージにかかれた用途に限らず、普段の料理に積極的にとりいれてみる。新商品は用途や料理例を確認して(調べて)から購入する。お友達のホームパーティなどで美味しかった料理に使われていた調味料を教えてもらう、など、そんなことを意識していくと自分にとって使える調味料が増えていきます。調味料を味方につけると、最小の手間で最大の効果が得られますから。
また、調味料を使うこと、選ぶことも料理の楽しみのひとつとしてみてください。ずっと同じものを使い続けるのもいいけれど、もしかしたらもっと美味しく自分にあった調味料があるかもしれません。定番+αでいると、程よくトレンドもおさえつつ、でも外しがない、そんな料理スタイルでいられますよ。