職人による昔ながらの綴じ

「網代綴じ」とは、見開き1枚分の紙を半分に折って、その折り目にミシン目の切り込みを入れる。それを重ねて背に製本用の糊で固定するだけというシンプルな製法。糸を使わない無線綴じの一種だ。
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各ページの綴じ部分には、ミシン目が入っている

あえてミシン目を入れているのは切り取るためではなく、糊をしっかりと付けるためである。このミシン目があることで背の表面は細かな凹凸ができる。これにより背の表面積が広がり、糊がしっかりつくのだという。

もともと文庫本や電話帳などでも使われてきた製本で、丈夫さがある。しかし、今回のものは製本テープを貼っていないこともあり、ノートとして使う上で綴じが外れたりしないか心配に思った職人さんは、子供に一年間このノートを普段使いしてもらい、綴じが外れたりすることがないかを確認したという。もちろん綴じは外れるということはなかった。ちなみにそのテストでは寒冷紗さえ付けず、糊だけで綴じ込んだ状態だったという。

中の紙には「レイドプリンティング」という筆記性の良いものが使われている。MUCUにはフラグシップともなっている「ブランクノート」というものがある。これもチップボードを表紙に使った素朴なノートだ。ただ、中の紙にはザラザラとした風合いが特徴の「コミック紙」が使われている。ユーザーからビジネスシーンでも使えるノートが欲しいということで、今回は中の紙も筆記性にこだわったものを選んでいる。
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MUCUのフラッグシップ的なノート「ブランクノート」

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MUCU「フラットノート」。表紙はブラウン、グレーの2色、横罫のみ。各1029円

MUCUらしいカジュアルさは残しつつ、ビジネスシーンでも十分使えるものになっている。

【関連リンク】
MUCU オフィシャルサイト

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