マンション相場・トレンド/新築マンションレポート

10年で人口約2.8倍! パークタワー豊洲の魅力とは(2ページ目)

江東区豊洲。この10年で、大きく発展したエリアとしてまず挙げられる場所。震災以降、豊洲アドレスの新規発売としては初となるパークタワー豊洲の第1期受付がスタートし販売好調です。豊洲の魅力とともにパークタワー豊洲の商品企画を紹介します。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

 

液状化を抑えるサンドコンパクションを実施
52の制震装置を設置した制震構造を採用

パークタワー豊洲の構造概念図

パークタワー豊洲の構造概念図。制震構造をはじめ、耐震性に配慮したつくり

パークタワー豊洲は、有楽町線「豊洲」駅徒歩5分の地に建つ19階建て185邸のタワーマンションです。東日本大震災を踏まえて計画されたこともあり、建物構造や防災面に様々な配慮がされています。液状化対策として、砕石を圧入するサンドコンパクションを約251カ所に実施し、地盤の締め固めを行ないます。東日本大震災で、液状化エリアで起きた地盤の隆起による被害を抑えます。

建物構造は、制震装置を52カ所に設置する制震構造を採用。地震発生時に揺れを軽減し住空間を守ります。高強度コンクリート、高強度鉄筋、建物基礎に約3.5m厚のメガスラブを用いるなど、安全性を追求しています。

防災対策としては、約20時間稼動できる非常用自家発電機のほかに4,000whの蓄電池2機、EV自動車からの送電、太陽光パネルによる電力供給など複数電源によって非常時の電力供給に備えます。防災用品は1階、10階、19階に備蓄。簡易トイレや救急工具セットなど自宅で用意が難しいものを備蓄し被災に備えます。こうした取り組みは、ユーザーにも高く評価されているようです。
 

2層吹抜のガーデンラウンジ。リゾート感覚溢れる共用部
コンシェルジュサービスなど多彩なソフトサービスも充実

パークタワー豊洲のプライベートガーデン完成予想図。

パークタワー豊洲のプライベートガーデン完成予想図。住民の憩いのスペース

建物は、1階部分に住戸を設けずプライベートガーデンを望む2層吹抜のガーデンラウンジなどリゾート感覚溢れるつくりが特徴です。駐車場は全て自走式の平置き駐車場。見映えだけでなくランニングコストを抑える面でもメリットがあります。パーティーやカルチャー教室などが開けるクラブラウンジやジェットバスもあるゲストルームなど185邸のマンションとは思えない共用スペースの充実ぶりです。
ガーデンラウンジ

パークタワー豊洲のガーデンラウンジ完成予想図。ライブラリーコーナーも設けられる

同マンションは、管理員または警備員が常駐する24時間有人管理。ガーデンラウンジにはコンシェルジュカウンターを設置し様々な取次ぎサービスなども行ないます。ラウンジのライブラリーコーナーは、「青山ブックセンター」と提携し、毎月雑誌や書籍がデリバリーされ楽しめます。
 

平均専有面積は約70平米。大型スラブで小梁をなくした天井面を実現
平均坪単価は約262万円。買いやすさも人気の理由

75Cタイプのリビング

小梁の出ないつくりで、すっきりとした室内空間を実現(75Cタイプのリビング)

パークタワー豊洲は、内廊下方式が採用されており、プライバシーや防犯性に配慮。雨風の劣化も軽減します。約300mm厚の大型スラブを採用することで、住戸内の小梁をなくし専有部分のすっきりとした天井面を実現しています。

平均専有面積は約70平米。平均坪単価が約262万円ということで、一時期の豊洲エリアの築浅タワーの中古マンション価格が70平米超で6,000万円台を超えていたことを思えば、リーズナブルな感じもします。資料請求件数が約3,200件(6月19日時点)もあり、来場者数が1,000組を超えるなど人気を博しているのも、豊洲地区のマンションとしてだけでなく、商品企画面や価格面などトータルで見て、魅力を感じている人が多いからなのでしょう。

2014年3月オープン予定の(仮称)昭和大学新豊洲病院の開業や整備予定の(仮称)シビックセンターなどさらに発展が期待できる豊洲地区。とはいえ豊洲地区でのマンションの開発用地も随分限られてきています。そういう意味でも、パークタワー豊洲は、注目のマンションだと思います。

 
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