35歳前後のファミリー層が購入者の中心
足立区外からも約4割が購入
グレーシアスイート西新井の購入層は、居住エリアでは所在地である足立区が約6割を占めるとのことですが、ほかの4割は23区をはじめかなり広範囲のエリアから来場しているとのことです。価格を優先しつつ70平米の広さを求めて来場し、住環境の良さを気に入って購入される人も多いと聞きます。
年齢層は、35歳前後のファミリー層が中心。子供がいる方が半数以上で子供2人の方も多いようです。子育てを考えると広さも必要だけれども生活費もかかります。そうした中での選択肢として同マンションが選ばれているようです。例えば、2,900万円を35年ローンで組めば今の低金利下であれば月々の支払いは約8万円前後(金利によって異なります)。管理費などとあわせても約10万円前後の支払いです。家賃を払い続けるよりは…と考えるのもわかります。購入者の物件を選んだ理由の1位が、広さと価格です(2位は住環境、3位は利便性)。
ガイドが、グレーシアスイート西新井で良いと思うのは全戸南向きである点です。南向きは、夏は日差しが奥に入りにくく、冬は逆に日が入りやすい。夏の日中は涼しく、冬暖かいのが南向きの特徴です。来場者の成約率も高いと聞きますが、そういう点も評価されているのでしょう。
無理をしたくないが、無理をしないと買えない矛盾
価格志向は今後も強まる。足立区は、人口増加率23区中5位
経済の先行きが極めて不透明な中で、住宅選びの方向としての価格志向は今後も強まってくるのかもしれません。東京都発表の統計データによると、平成19年1月1日から平成24年1月1日までの人口の伸び率は、足立区が約8%の増加。これは、約21%増加の中央区、約10.5%増加の豊島区、約9.9%増加の港区、約8.1%増加の江東区に次いで伸び率は東京23区で5位です。日暮里舎人ライナーの開業など再開発の影響もあるでしょうが、都心アクセスが良いわりに価格が安い点も足立区の人口増加の要因の一つだと思います。足立区に限らず、今年は郊外の大規模マンションの供給も増えつつあります。価格を重視しつつ、希望のかなうマンションに出会える。そういうチャンスのある平成24年の新築マンションマーケットだと思います。マンションを選択するエリアを拡げて探してみてはいかがでしょうか。