譜面ソフトのエントリー版、Finale NotePad 2012
譜面作成ソフトのもっとも著名なソフトといえば、やはりFinale(フィナーレ)ではないでしょうか? 私自身は、普段譜面を作成するということはほとんどないので、自分で使うことはあまりないのですが、ピアノの先生であったり、オーケストラをやっている人にとっては、大きな威力を発揮するソフトです。そのFinale、機能や性能によっていくつかのバージョンが存在しているのですが、先日、もっともエントリーレベルに位置づけられるソフトとして、Finale NotePad 2012が無料でリリースされたのです。
私が譜面関係では素人ということもあるのでしょうが、これを使った感じでは、自分にとっては十分すぎるほどの機能をもっていて、これ以上のソフトは不要なのでは……と感じてしまうほどでした。
もちろん入力したデータをそのまま演奏することもできますし、MIDIファイルとして書き出すこともできるため、ほかのDAWと連携させることも可能なのです。
また個人的に面白かったのは、これによってMusic XMLという形式でデータを書き出すことができるということ。そう、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、名古屋工業大学が開発したフリーの歌声合成システム、Sinsyにデータを受けたすことができるんですよね。
こうすることで、VOCALOIDとはまたちょっと違った歌声を無料でつくりだすことができるので、いろいろな使い方ができそうですよ。
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