セクシュアルマイノリティ・同性愛/イベント

愛と青春のNLGR+2012(4ページ目)

今年も6月2日・3日の2日間、名古屋・栄の野外フェスティバル「NLGR+」が開催され、コミュニティが総力をあげて盛り上げました。HIV検査や予防啓発を趣旨としながらも、年に一度のお祭りをみんなで楽しむというあたたかいイベントで、フィナーレの同性結婚式には今回も感涙させられました。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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ステージ以外も見どころたくさん

ゲイ雑誌『バディ』

ゲイ雑誌『バディ』のブース。みんないつも元気です!

NLGR+の会場、池田公園では、野外ステージでのパフォーマンス以外にも、さまざまなブースが出店されていて、常に人だかりができてにぎやかでした。ゲイ関連グッズやウェアが販売されていたり、HIV予防のパンフレットやコンドームが配布されたり、アンケートを集めたり…中でも結婚式をプロデュースした「VALENTY WEDDING」は、顔出しパネルを用意して楽しい演出をしていました。

HIV検査班のボランティアの方たち(愛知県や名古屋市の医療関係の方たち)も、笑顔で出迎えてくれていました。会場に着くやいなや、検査ブースに向かい、オリエンテーションを受けて、シャトルタクシーに乗って検査を受けに行く方もいらっしゃいました。

それから、ずっとごみ収集ボックスにいて、参加者の方たちが飲んだペットボトルのラベルを外したり、空き缶のプルタブを取ったりしながら、リサイクルとごみの整理を行う、いつも地道にがんばってくださっている方たちも。心から感謝したいと思います。

コミュニティセンター「rise」

コミュニティセンター「rise」ではイラスト展が開催されていました

イベントの合間を縫って、公園のすぐ隣り(つまりゲイエリアの中)にあるコミュニティセンター「rise」にもおじゃましてみました。HaaTえひめのフリーペーパーやコンドームパッケージなどにイラストを提供しているSUVさんのイラスト展が開催されていて、いろんな人がフラリと立ち寄って絵を楽しんだり、スタッフさん(みんなに好かれそうな、感じのいい方でした)とお話したりして、ゆったりと過ごせました(その間にアンケートに回答したり、コンドームやパンフレットをもらったりと、予防啓発にさりげなくふれることができます)。ゲイバーに飲みに行く前の待ち合わせやひまつぶしにもOKなフリースペースですので、ぜひみなさん、行ってみてください。

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