スイスが誇る、世界遺産の首都ベルン
町の創建は1191年で、中世の雰囲気を今に伝える街並みが見事に保存されている
旧市街の大通りには重厚な石造りのアーケードが6キロにわたって続き、雨の日も傘なしでショッピングを楽しむことができます。時計やチョコレートカウベルや刺繍製品など民芸品をはじめ、アンティークの掘り出し物を探すのも楽しみです。
日本からのアクセス
日本からベルンへのアクセスは、チューリッヒまたはジュネーブ経由が便利。チューリッヒから列車(都市間急行)で約1時間15分、ジュネーブからもやはり都市間急行で約2時間の距離です。ベルンにも空港はありますが、ヨーロッパ内やスイス国内都市を結ぶ近距離便専用になっています。
ベルンの見どころ1 時計塔
ベルンのシンボルといえば時計塔。13世紀に建てられた、石造りの重厚な塔で、かってはベルンの城門の一部でした。一時間おきに時を刻む鐘の音が鳴る数分前には、さまざまな装飾人形が動き出し、おおぜいの観光客が集まります。ベルンの見どころ2 熊公園
ベルンを囲むように流れるアーレ川の河畔にあります。近年の大幅な拡張工事により、それまでの比較的小さく囲まれたスペースから、河畔に設けられた広大な場所に移設されました。一説によると、ベルンの町の名の由来となったのが熊。ベルンの町を築いたツェーリンゲン公が狩りに出かけ、この地で最初に捉えた獲物が熊だったと言われています。ドイツ語で熊の複数形Baeren(ベーレン)から転じてベルンになったと伝えられています。