南麻布2丁目の地上14階建て全336邸 『パークホームズ南麻布ザ レジデンス』
約5,570平米の敷地は、かつての大名屋敷を50年定期借地権で分譲
『パークホームズ南麻布ザ レジデンス』は、港区南麻布2丁目、東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅徒歩7分の地に建つ全336邸の大規模マンションです。かつて江戸時代は大名屋敷であり、明治には内閣総理大臣、大蔵大臣を歴任した元老・松方正義が有していた土地です。現在は法人が社宅として使っていた土地を期間約50年の定期借地権付のマンションとして分譲されます。
敷地は、都心エリアとしては希少な約5,570平米の広さで3方向道路の角地。戸数も336戸と大規模です。スケールのある敷地を活かしたランドスケープが特徴で、かつての武家屋敷を踏襲した竹林をシンボルとしてエントランスアプローチに配置し、既存のサクラやイロハモミジ、シラカシなどで1,200平米超の緑地がつくられます。
コモンスペースは、外周部の植栽を愉しめるプランニングで、パークラウンジやライブラリーラウンジ、パーティールームなどからは緑を楽しめます。アーティストを起用し、現代の枯山水をテーマにしたガーデンラウンジ・雫の山水庭やエントランスとコンシェルジュカウンターのあるマスターラウンジを結ぶエントランスコリドーなどは、アート感覚に溢れホテルライクな豪華さを感じます。南麻布エリアでは、希少なスケールだと思います。
平均専有面積60平米前後。予定価格は3,200万台~
手の届く、都心生活に30代から多くの反響
『パークホームズ南麻布ザ レジデンス』は、期間約50年間の定期借地権付マンションです。麻布十番駅界隈の大規模マンションの新築・中古マンション価格に比べると、予定価格は3,200万円台~7,700万円台(第1期 専有面積41.35平米~83.62平米)とリーズナブルです。事前反響も5,000件以上で、来場数も約1,000組あるのも、30代の若年層を中心に買いやすさが評価されてのことのようです。
専有部は、ロの字型の建物配棟で、40平米台~80平米台の多彩な間取りで主力タイプは60平米前後。部屋数を抑え、パブリックスペースを広く取った間取りが目立ちます。御影石を使った洗面化粧台や多機能な収納スペースを設けたキッチンなど、質感と使いやすさを併せ持つプランニングです。ワイドリビングでLDKが16.8畳ある専有面積66.18平米、1LDK+DEN+WiCのモデルルームを見て、希望の広さを変更する人もいるようです。
現段階の1期の予定最多価格帯は、4,600万円台・5,900万円台が中心。都心立地の大規模マンションとしては、30代層でも手の届きやすい価格設定なのでしょう。また人気エリアで賃貸需要も高いエリアなので、将来的に賃貸に出すことも考えている人もいるようです。
こうした、コストパフォーマンスの良さは、定期借地権付マンションの大きなメリットだと思います。
希少性とコストパフォーマンス
『時間を買う』という発想も定期借地権のメリット
『プラウド南麻布』と『パークホームズ南麻布ザ レジデンス』は、共に南麻布アドレスの定期借地権付マンションで人気を集めていますが、立地特性や商品特性は前述のように大きく異なっています。事実、どちらの販売員に話を聞いても、近いエリアにあるにもかかわらず競合はほとんどしていないようです。商品特性が異なるので、これほど年齢層や志向も違ってくるのでしょう。しかし、定期借地権を選ぶ理由の一つとして『時間を買う』という発想が挙げられます。所有権マンションと比べ価格が2割前後も低くなると購入できる広さや資金面で購入できるタイミングが大きく異なります。所有権にこだわり、住まいを妥協したりアクティブな生活を抑えるのではなく、余裕を持って住まいを手に入れることで、子供との時間、夫婦の時間を今楽しみたいという思いが、両物件を検討する人にあるようです。
理想の住まいと理想の暮らしを手に入れること。都心では難しかった命題が、定期借地権という選択肢なら実現できることが、定期借地権付マンションの大きなメリットなのかもしれません。