東京でも珍しいウズベキスタン料理がオープン
先日、ワタシは都内で営業していたチュニジア料理店「イリッサ」「ハンニバル・ドゥ」「サハラ」が軒並み閉店したとの知らせを受け、何だかとても寂しい気持ちになっていた。東日本大震災直後から、各国料理店で働く在日外国人が次々と帰国し、各国料理店は一時どうなることかと心配していたものの、近頃では、以前とほぼ変わらぬ状況に戻り、ほっとした矢先であったからだ。とまあ、こんな感じでやや意気消沈していたところに、ひと筋の希望の光が差しこんだ。4月にマレーシア料理店「マレーカンポン」を訪れたときのことである。マレーカンポンが佇むビルに到着し、いざ2階へ足を運ぼうとしたそのとき、脇目にとびこんできたものは、水タバコ。
じっくりと蒸し煮にした「羊肉(ラム)のチャーシュー」
なんと、オープンしたばかりだったのだ。しかも、東京ではほとんど口にできないと言っても過言ではない、ウズベキスタンの料理を提供する店だったのである。
気分は一気に高揚。近々来店しよう!そう決めて、マレーカンポンに足を踏み入れたのだが、店を出たあとには、地下にある「WINE&BEER ALOHIDDIN」の店内を隈なく覗き、店を後にしたのは言うまでもない。
前置きが長くなってしまったが、「WINE&BEER ALOHIDDIN(アロヒディン)」との出会いは前述のとおり。そして、間を置かずして、同店を訪れる機会を作ったのだった。
さあ、ご紹介しよう。