オーストラリアの世界遺産(2ページ目)

カカドゥ国立公園（ノーザンテリトリー・北部）

北海道の1.3倍という広大なスケールの大自然を誇る世界遺産が、北部準州のノーザンテリトリー、ダーウィンの東に位置する熱帯地域にあるオーストラリア最大の国立公園、カカドゥ国立公園。

自然の豊かさや固有の動植物が多数生息する他、オーストラリアの先住民アボリジニが何万年も前から住んでいた痕跡として洞窟壁画（ロックアート）が数多く残り、歴史的にも貴重なアボリジニの文化を見ることができる、自然と文化の複合遺産として登録されています。

カカドゥ国立公園内には生い茂るマングローブ、たくさんの支流が作り出す素晴らしい景観の湿原や巨大な断崖など、自然のままのオーストラリアの姿を見ることができます。

ダーウィンからは日帰りで行けるツアーや1週間程度のツアーまで様々なツアーが出ていますので、スケジュールに合わせてプランを組んでみましょう。また季節的に、11～3月はモンスーンのシーズンで豪雨になることも多いので、6～8月の乾季がおすすめ。それが無理でも5～10月の湿度と気温が比較的低い時期に出かけることをおすすめします。

カカドゥのおすすめホテル

カカドゥ国立公園で一風変わった宿泊体験ができるホテルは「バムル・プレーンズ」。このホテルはなんとサバンナの中という野性味あふれる立地がダイナミック！ 9室あるサファリバンガローの周りのブッシュや湿原などもそのまま満喫でき、部屋にはテレビや電話の代わりに双眼鏡や鳥類図鑑、懐中電灯が備え付けられているというところからも未知の体験ができそうな気配がしますよね。

＜DATA＞
■BAMURRU PLAINS（バムル・プレーンズ）
住所：Kakadu National Park, Northern Territory, Australia
TEL：+61-2-9571-6399
料金：1泊2名 930オーストラリアドル～（全食事、ノンアルコール、一部のアクティビティ、空港送迎込）

ダーウィンへはオーストラリアの主要な都市から国内線でアクセスができます。

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