オーストラリアの世界遺産ガイド

コーラルベイ

2011年に登録された世界遺産、西オーストラリアのニンガルーリーフ (c) Tourism Australia

オーストラリアの世界遺産は2011年に自然遺産が新たに1件追加され、現在合計19件登録されています。国別の登録数で見ると世界でも第11位。その内訳は文化遺産3件、自然遺産12件、複合遺産4件と、自然遺産の数がダントツに多いのが特長で、自然遺産の登録数では世界でナンバーワン!

自然遺産の登録基準はすぐれた自然美や重要性がある自然現象や地域、重要な歴史の流れや動植物の生態系を示すものなどにより選ばれますが、自然遺産登録数の多さからもオーストラリアがいかに雄大で、貴重な素晴らしい自然を有する国であるかを知って頂くことができると思います。

【参考記事】All About 「世界遺産」:世界遺産の国別ランキング

オーストラリアの地域別、世界遺産ピックアップ5

オーストラリア旅行中に是非とも訪れてみたい世界遺産。とはいえ、広大なオーストラリアでは一度に見て回るのはかなり難しい……。ということで、今回はその19件の世界遺産の中から、「ここだけは外せない!」×「日本から好アクセス」という観点で地域を変えて5つの世界遺産をピックアップしてみました!

ウルル・カタ・ジュタ国立公園(ノーザンテリトリー・南部)

ウルル

夕暮れで紫色に染まった空と赤く染まり雄大な姿を映し出すウルル(エアーズロック)

まずは、誰もが一度は訪れてみたいと思う、ウルル・カタ・ジュタ国立公園。この名前でピンとこなくても、映画やドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のエアーズロックと言えばご存じの方も多いはず。

オーストラリアの自然の象徴でもあるウルルは先住民アボリジニの聖地でもあり、ウルルと同じ岩石の山、カタ・ジュタ(オルガ山)と共に1987年には自然遺産に、1994年にはアボリジニ文化が評価され、文化遺産にも登録され、現在は複合遺産として世界遺産に登録されています。

近年ではパワースポットとしても名があがるウルル。現在はオーストラリア政府がアボリジニからこの土地を借り上げているもので、観光での登山が認められていますが、稀にアボリジニの儀式などがある場合は登山禁止になるケースもあります。

ウルル

登山者用に張られたロープを助けにウルルの山頂を目指す

ウルルは登山をしなくても遠くからの眺望により、朝昼夜と太陽によって様々な色に変わる姿がすばらしい。特に夕日があたったウルルは真っ赤に染まり、まさに絶景! 夜は満点の星空の下、神秘な空間に包まれます。

ウルル・カタ・ジュタ国立公園へのアクセスはオーストラリアの主要な都市から国内線でエアーズロック空港へ。空港からはバスを利用。その他、主要な都市からは大陸横断鉄道や長距離バスなどのツアーも多数あり、道中そのものを楽しむのもオーストラリアらしいアクセスの方法です。

ウルルのおすすめホテル

そんな広大な大地の砂漠地帯にあるテントロッジで滞在できるのが「ロンギチュード131°」。1日の宿泊は15組限定。すべての部屋からはウルルの眺望が見渡せるというのが醍醐味です!

<DATA>
Longitude131°(ロンギチュード131°)
住所:Yulara Drive Uluru Ayers Rock 0872, Australia
TEL:+61-8-8957-7131
料金:1泊2名 2,070オーストラリアドル~ (全食事、ノンアルコールと一部のアルコール、ウルル入場料、一部ツアー料金、エアーズロック空港往復送迎込)

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