防犯/子どもを犯罪から守る

子どもの防犯意識をアップ!紙芝居とダンスが決め手!

小学校では必ずと言っていいほど行われる防犯教室。さまざまなスタイルがありますが、懐かしくて新しい紙芝居と、楽しくて覚えやすいダンスで、防犯対策が身に付く、新しい切り口の防犯教室を取材しました。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

小学校で防犯教室~新しい試み

防犯紙芝居ってドキドキするね

防犯紙芝居ってドキドキするね

全国各地の各小学校等で、これまでに様々な防犯教室が行われてきています。この度、墨田区八広小学校の小学一年生約100人を対象に実施された防犯教室はとてもユニークで新しい試みでした。

屋外での不審者対策なども大切ですが、今回は、子どもたちや家族が暮らす住まいの安全対策に重点を置いた指導内容となっています。毎日、学校に出かけて帰ってくる自宅……。家族がいてどこよりも安全で安らげる場所のはずです。

しかし、「空き巣」や宅配便を装った強盗や未成年者や女性を狙った性犯罪など、住まいにおける犯罪被害も忘れてはならないものです。特に子どもだけで留守番をさせる場合や、自宅の鍵の取り扱いなど、家族の一員である子どもにも、安全のために知っておきたいことがたくさんあります。

そこで、まずは「紙芝居」の登場です。紙芝居を演じるのは、テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のブー太郎やガンダムSEEDのニコルアマルフィーで声を担当している「OHANA」さん。張りのある独特の声が会場の子どもたちの目を集めます。

紙芝居には、「ロックとキーチャ」という鍵穴と鍵をモチーフにしたキャラクターが……。全部で4人の声を使い分けて、子どもたちを楽しませながら、住まいの防犯に大切な点を教えていきます。

古いようで新しい、初めてのようで懐かしい……そんなリアル紙芝居に、子どもたちの集中力は途切れません。「おうちに帰ったら必ずただいま~と言おうね」大切なポイントもしっかり心に残った様子です。

ロックとキーチャの着ぐるみ

ロックとキーチャの着ぐるみ

そして、紙芝居の後は、なんと「ロックとキーチャ」の着ぐるみが登場! 子どもって、どうしてあんなに着ぐるみが好きなのでしょう?? 子どもたちの歓声とテンションの高さにビックリです。そして、学校の授業と同じように20分間の休憩をはさみ、子どもたちはいったん退場します。

そして、いよいよ第二部は、なんと、あの、有名ダンスカンパニーによる「防犯あいうえおダンス」です!

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