伝統と現代性の見事な調和!

印伝モデル・メンズ

スコッチグレイン 東京スカイツリータウン・ソラマチ店限定の印伝モデルです。メンズは黒地に黒漆でトンボ柄をあしらっています。同社の「SPIDER」譲りの斬新なパターン取りが、伝統工芸とこんなにマッチするとは驚きです。3万9900円(スコッチグレイン 東京スカイツリータウン・ソラマチ店 TEL:03-5809-7012)

東京ソラマチ®にオープンしたスコッチグレイン 東京スカイツリータウン・ソラマチ店には、前回の記事でもご紹介した通り、このブランドの限定モデルが数多く並びますが、このページにある印伝をアクセントに用いたモデルもそのうちのひとつつ。

印伝とは鹿の皮を鞣し着色した後に漆や型紙を用いて文様を描いて仕上げる革で、技法は少なくとも江戸時代にまで遡れる我が国独自のものですが、文様の華やかさ故に「海外=インドから伝来した革」の名が付いたと言われています。かつては武具や袋ものに多用され、革足袋や下駄の鼻緒にも暫し用いられるなど、日本の履物には切っても切れない縁にある素材です。

メンズに採り入れたのは、俊敏に動き回り決して後方には退かない事から「勝ち虫」と呼ばれ、武士も縁起をかついで好んで用いた「トンボ柄」です。トンボは古来「あきつ」と呼ばれ、その形状が似ているからなのか我が国自体も太古の昔には「あきつしま」との異名があったほどで、黒地に黒漆で凛々しく描かれたその文様は言わば日本そのものの柄。

一方レディスは、復活や再生の意味を持つ「蝶柄」を、同じく黒地に華やかな朱漆で表現しています。靴のパターン自体はメンズ・レディス共に前回ご紹介した「スパイダー(SPIDER)」と類似した現代感溢れるものですので、これは日本の方以上に海外からの観光客の方に評判を呼ぶかもしれませんね。
印伝モデル・レディス

上の靴のレディスバージョンです。こちらは黒地に朱漆で蝶の柄を描きました。メンズとはまた一味異なる華やかさは、外国の方にも大いに受けそうな予感がします! 3万9900円(スコッチグレイン 東京スカイツリータウン・ソラマチ店 TEL:03-5809-7012)

漆を用いているので表面の割れを心配しがちですが、甲周りなどの屈曲する部分については、発色の良さとしなやかさが取り柄のイタリア・イルチア社のカーフを用いているのでご安心あれ。実は印伝の表面が割れるのは「花が咲く」と表現され、古くからむしろ縁起の良いこととされているので、あまり臆病にならずに履いてしまって大丈夫ですよ。水にも意外と強い素材ですが、流石に雨降りの際には履かない方が宜しいかと思います。

【商品案内】
■スコッチグレイン 東京スカイツリータウン・ソラマチ店限定 
印伝モデル
色: メンズ… ブラック×黒印伝黒漆トンボ柄、 レディス… ブラック×黒印伝朱漆蝶柄
製法: グッドイヤー・ウェルテッド
ソール: メンズ… コルクソール、 レディス… グリッパーソール
サイズ: メンズ…23.5~27.0 0.5刻み EEE、 レディス… 22.0~24.5 0.5刻み
価格: メンズ・レディス共に3万9900円


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