すごいゲームとハマるゲーム
ガイドの奥さんはニンテンドー3DSのファイアーエムブレム 覚醒にハマっていて、たまにニコニコしながら占いの画面を見せてきます。(イラスト 橋下モチチ)
ゲーム業界の進化の方向として、ハードの性能が上がっていった時、そのことでこんなすごいゲームが実現できたという方が、こんなにハマるゲームができた、というよりも分かりやすくプレゼンテーションしやすいということもあるでしょう。
最初のインパクトはやっぱり「すごい」かもしれませんが、長時間遊んだ時の価値は「ハマる」なんじゃないかと思います。そして、今、ゲーム業界でたくさん売れているゲームを振り返ってみても、ポケットモンスターシリーズやモンスターハンターシリーズなど、実はやっぱりハマるゲームをたくさんの人が遊んでいるようにも思います。
“すごい”と“ハマる”は別に対立する概念ではないですから、どちらかを選択するということでもありません。素晴らしいゲームのすごい部分をプッシュするのはそのままに、もう1度たくさんの人にゲームにハマッてもらうにはどうしたらいいのか、初心にかえって考えてみるのもゲーム業界には必要なのかもしれません。
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