実用と好みで選ぶ
収納用品は実用性で選ぶのが第一ですが、素材や色の好みも大切にしたいところ。高い場所にしまうときには中身が透けて見えたほうがいいとか、黒でスタイリッシュにまとめたい、あるいはラタンでナチュラル感が欲しいなど。Kさん宅では色んな素材とサイズをミックスして使いましたが、無印良品同士ならセンスのあるなしを問わず全体がまとまるので、自由に取り組んでみるといいでしょう。収納用品を使わずに、シェルフの棚にそのまま収納するモノもあります。Kさん宅では納戸用として使うので、シェルフの最上段と天井の間のスペースには、カバンや箱を収納。床に近い下段の棚を高めにセットして、扇風機やヒーターといった季節家電をはじめ、大きなスーツケースを置いたり、備蓄用の重たいペットボトルの置き場として利用しています。
しまいたいモノに応じて、シェルフの棚板をさらに増やす、衣類を吊るすハンガーパイプを付けるなどすれば、子供部屋での整理や衣類の収納へと用途を広げることも可能。シェルフ1台から始める、すっきりと片付いた部屋づくりをお試しください。どこから手を付けたらいいのか分からないという場合は、片付ける手順をおさらいしてみましょう。
また、片付けたいからといって収納家具をすぐに買うのではなく、その収納の特徴を知ることも大事。大掛かりなことを目指さずに、身近にある小さな場所から始めるのも手ですね。