怒りは本心に気づいてもらうためのサイン
怒りの裏に潜むサインに注目しよう
怒りをぶつけてくる人には、「気持ちを分かってほしい」という本音があります。「何があって、イライラしているんだろう?」「こんなに怒ってまで伝えたい気持ちって、何だろう?」というように、相手の第一感情に焦点を当てて考え、
「どうしたの? 何かあったのかな?」
「イヤなことでもあったのかな? 話を聞かせてくれる?」
と受容的に応答すれば、相手も怒りのベールを解いて第一感情を吐露し、本音を語りたくなるものです。
怒りは、「あなたに注目してほしい」「気持ちに気づいて!」「どうしたらいいの!?」という気持ちを伝えるサインでもあるのです。そして、相手が怒っているからこそ、その人が苦しい感情を抱えていることに気づき、すぐに援助の手を差し伸べることができます。
あなたの周りに怒っている人がいたら、ぜひこんな受容的な話し方を心がけてみてください。きっと何かが変わっていくと思います。