照明住宅実例：吹抜・傾斜天井と照明(2ページ目)

建物の形状を生かした照明

写真4は玄関ホールですが、棚上に間接照明と、球状のペンダントで照明しています。天井が高い玄関では（事例は3ｍ15cm）、ペンダントを高めの位置に下げてもバランス良くまとまります。

寝室（写真）は天井が2m15cmと低いため、圧迫感を感じないよう、できるだけ開口径が小さいダウンライトを中央に配置し、調光付にしています。

2階の吹き抜けはボリュームのあるペンダントを部屋の中央に下げ、窓際に傾斜天井用のLEDダウンライトを配置しています。天井が高くランプ交換がしにくい位置であることと、開口径が100φと小さいものがあったため、ここではLEDを選びました。 ロフトでは、傾斜天井用のダウンライト（電球型蛍光灯）で均一に照明しています。下面にカバー付きのものを選び眩しさを緩和しています。

一般的に傾斜天井でダウンライトを設置する場合は、傾斜の角度にもよりますが、主に下の3つから選ぶことになります。

・傾斜天井用ダウンライト
・ユニバーサルダウンライト（真下に光が出るよう角度調整）
・乳白カバー付きダウンライト

次のページでは、傾斜天井につけるダウンライトの選び方について詳しくご紹介しています。