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ドキュメントプロパティでExcelブックを効率的に管理(2ページ目)

Excelのブックに記録できる「作成者」や「タイトル」といった情報を「ドキュメントプロパティ」といいます。ドキュメントプロパティを上手に活用すると、ブックを効率的に管理したり、整理したりすることができるようになります。ドキュメントプロパティの編集方法や活用法、削除する方法を解説します。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


ドキュメントプロパティのオススメ活用法

ドキュメントプロパティには様々な項目がありますが、その中でも、使い勝手が良いのは「分類項目」という項目です。たとえば、この項目に「作業の進捗」を表す文字列を記録しておきます。記録する文字列を、あらかじめ「01作成中」「02完成」「03運用中」などと決めておくと良いでしょう。
※他にも使い勝手が良さそうな項目がありますが、Excel 2003で使用できなかったり、フォルダ画面に表示できなかったりするので注意が必要です。記事の後半で表にまとめて紹介するのでそちらをご参考ください。

※他にも使い勝手が良さそうな項目がありますが、Excel 2003で使用できなかったり、フォルダ画面に表示できなかったりするので注意が必要です。記事の後半で表にまとめて紹介するのでそちらをご参考ください。


そして、フォルダを詳細表示に設定して、「分類項目」のドキュメントプロパティを表示させると、作業の進捗が一目瞭然。ブックを開かなくても、作業の進捗をひと目で確認できるようになります。
「分類」のドキュメントプロパティをフォルダに表示

「分類」のドキュメントプロパティをフォルダに表示


Excel2016では、[分類項目]のドキュメントプロパティが下部に表示されます。
Excel2016での操作画面

Excel2016での操作画面

また、フォルダの項目名をクリックすると、フォルダの一覧を「クリックした項目名で並べ替える」ことができるので、記録する文字列に数字を付けておけば、進捗の順番に並べ替えることもできます。
進捗の順番に並べ替え

進捗の順番に並べ替え




ドキュメントプロパティを活用してブックを検索する

ドキュメントプロパティに記録した情報を条件として、ファイルを検索することもできます。作成中のブックだけを検索して表示する、といったことができるので大変便利です。
Windows 7/Vistaの場合

Windows 7/Vistaの場合



それでは、ドキュメントプロパティの操作方法について紹介します。次ページへどうぞ!


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