カーメンテナンス/車の洗車・室内清掃

洗車の方法、基本手順と必要な道具を再確認しよう(2ページ目)

修理のようにやり方が決まっているわけではないため、自己流になりやすいのが洗車。ただし、やりようによっては、かえってボディに傷をつけてしまうこともあります。そこで今回は、洗車の手順、必要な道具をご紹介します!

執筆者:宮島 小次郎

手順3「パートごとに洗ったらすぐに流し、しっかり拭き上げる」

ひと通り洗い終わったら、速やかにカーシャンプーを洗い流します。カーシャンプーの泡が残ったまま乾いてしまうと、シミなどの原因となりますので、確実に洗い流すことがポイントです。特に夏場の天気がいい日に洗車をすると、ボディ全体を洗い終わる前にルーフなどは乾いてしまうので、パートごとに洗ったらすぐに流すというような工夫が必要です。

拭き上げ

洗車後は、ボディ表面の水分をしっかりと拭き取ることが大切です。拭き残しは水垢などの原因に。

カーシャンプーと汚れを洗い流したら、ボディに残った水分をしっかりと拭き上げます。水分が残っていると、水垢やウォータースポットなど、新たな汚れの原因となるからです。

ボディの拭き上げには、マイクロファイバーのウェスや洗車用のプラセームなど、吸水性の高いものを使うと、作業が効率的にできます。拭き上げもボディの上から下へという順番で作業するといいでしょう。

 
洗車の大まかな手順は以上です。洗い終わったら、好みでカーワックスやコーティング剤を施工すると、塗装面に艶を出せたり、雨でぬれた時に水を弾くような効果を出すことができます。あまりマメに洗車ができないという人には、ガラスコーティングなど強い皮膜が持続するタイプがおススメです。

ホイールやタイヤについては…

洗車の手順では触れませんでしたが、ブレーキダストなどで汚れやすいホイールは、ボディを洗う前にきれいにしておくといいと思います。特に複雑なデザインのホイールほど、洗うのに手間が掛かりますから、先にホイールから洗っておいてから、ゆっくりとボディを仕上げた方が、作業もスムーズに進みます。

タイヤについては、カーシャンプーを使って洗う必要はありません。水を掛けて、泥などが付いている場合は、軽くブラシでこすって落とす程度で十分です。タイヤには表面を保護するための油分が自然と出てくるようになっていますので、あまり念入りに洗いすぎると、その油分まで落してしまいます。タイヤワックスは好みで使用すればOKですが、基本的には使う必要はないと考えていいでしょう。

【関連リンク】
車の洗車・室内清掃

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