時間やお金を掛けなくてもセンスが上がるヒント満載の、著書「倉本康子のシンプルアレンジ術」。プレーンなものに小物や色でアクセントを加える。ファッションのアレンジスタイルは、収納やインテリアにも当てはまると語る倉本さん。生活を美しく輝かせる、そのテクニックについて教えてもらいました。

香りでインテリアを完成する「エアデコ」

倉本さんのエアデコ

「家で人をもてなす場面でも、好きな香りを見つけてもらえるように、お試しのシュっとひと吹きが喜ばれます。季節や部屋ごとに香りを変えるのも楽しいですよ」

インテリア好きなお母様からのDNAが、ようやく目覚めたと語る倉本さん。自称飽きっぽい性格なので、家のあちこちを変えてみたくなるそうです。朝早く出かけることもあれば、帰りが夜遅くなることも。仕事で不規則な生活になると思いますが、自分の状態をコントロールするうえで大切にしていることは?

「この前、2時間ものあいだ無心で掃除をしちゃいました。終わったあとがとっても爽やかで、部屋からエネルギーをもらって気持ちが持ち上がりました。朝起きた時、部屋に風を入れるのもいいですね。花粉の季節はちょっと辛いけれども、家にこもった臭いを消したい。その家の人は気付かないと思いますが、玄関の扉を開けた瞬間に、第一印象が決まると思います。宅配便が届いたときでも、まずはファブリーズ・ミストラルのようなルームフレグランスをシューっとひと吹きしていい香りにします」

もともと、香水やアロマキャンドルなどを生活に取り込んでいて、香りに敏感な倉本さん。求める香りによって、そのときの心身の状態が分かるバロメーターのような存在。香りは目に見えないけれど、空間を彩るインテリアの仕上げとして、エアデコ(=エアデコレーション)が欠かせないそう。例えば、家具の配置を変えたり買い替えたりせずに、香りによってリゾート気分を演出することもあるのだとか。まさに、空気感を大切にする倉本さんならではの楽しみ方ですね。

そんな倉本さんが仕上げる収納とインテリアをご紹介します。