クロスから新たに発売された多機能ペン「テックフォー」7350円
シャープペン好きにはたまらない
これは黒、青、赤のボールペン、そしてシャープペンという構成の多機能ペン。機構としてはツイスト式で軸を回転させると、次々にペンが繰り出されていく。ツイストする時の感触がカチンとしっかりとしたクリック感がある。このツイストは一方通行にしか回らない。ただし、ペンを引っ込める時だけは、少しだけ逆回転できるようになっている
シャープペンを繰り出すと、ペントップから……
消しゴムが繰り出される!
ノックする時は、この消しゴムのところに指をかけてそのままカチカチと押し込んでいくことになる。こうして消しゴムを直接ノックしたことはなかったので、はじめのうちはこれでいいのだろうかと不思議な気分になってしまったが、消しゴム独特のクッション性のある押し心地は決して悪いものではない。
カチカチとシャープペンの芯を出すときは、消しゴムもろともこのようにノックする
それはとりもなおさず、アメリカの人たちがシャープペンの消しゴムを日頃からよく使っているということがあるからだ。日本ではシャープペンの消しゴムというと、それほど頻繁に使うものではない。どちらかというと、緊急用といったイメージで、実際にガシガシと使うよりも、いざとなったら消しゴムもあるという安心感の方が大きいと思う。
その方いわく、アメリカの人達がシャーペンの消しゴムもよく使うのは、おそらく鉛筆の影響ではないかとのことだった。アメリカには黄色い軸で後側に消しゴムが付いているものがとてもポピュラーな存在。その鉛筆に付いている消しゴムを使うというのが一般的なため、ペンを反対側にして消すというのがすっかりと浸透しているという。今回のクロス テックフォーには、そうしたスタイルが色濃く表れているのを感じる。
消しゴムは、もちろん交換可能。引っ張ると外せる
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