震度7の地震が起こる可能性

震度7の地震が起こったらどうなるだろうか。

震度7の地震が起こったらどうなるだろうか。

首都直下「震度7」の可能性 自宅の耐震性は大丈夫?』で触れたように、文部科学省のプロジェクトチームの調査により、東京湾北部を震源とする首都直下型地震が起きた際、従来想定していた最大震度6強よりも大きい「震度7」となる可能性があると発表されました。

震度とは「地震の揺れの程度を示す指標」ですが、気象庁の震度階級は現在「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の10階級となっています。「震度7」は現在考えられる最大級の揺れとなります。

 

過去の震度7以上の地震と被害状況

参考に近年最大震度7を記録した地震と被害の例を挙げてみましょう。 (カッコ)内は震度7を記録した場所です。 

・2011年3月11日 東日本大震災(宮城県栗原市など)
  家屋の全壊128,497棟、半壊240,090棟、一部損壊677,502棟(H23.1.13現在)※1
・2004年10月23日 新潟県中越地震(新潟県中越地方など)
 →
計測震度計で初めて震度7が計測された
 家屋の全壊3,175棟、半壊13,810棟 ※2
・1995年1月17日 阪神淡路大震災(神戸市須磨区、長田区大橋など)
 
→当初震度6強だったが後の判定で震度7に訂正された
 家屋の全壊104,906棟、半壊144,274棟、一部損壊263,702棟 ※3

※1※2は気象庁「過去の地震・津波被害」より
※3は総務省消防庁まとめによる

その他の日本国内の大地震については『大地震に見るマンションの耐震性能』の解説をご覧ください。


 

「震度7」はどんな被害をもたらすか

調査結果を受け、最大震度の見直しとともに防災の在り方についても強化が必要になってきます。しかし実際に震度7とは、経験した人を除き、どの程度の地震なのかパッと想像できないものだと思います。

そこでイメージしやすいように「ある震度の揺れが起こった際に、その場所でどのような現象や被害が発生するか」「震度6強と震度7の違いはどの程度あるのか」などを次ページ以降で解説いたします。