エチオピア料理「エチオピアンカフェ・ルーシー」(3ページ目)

手作り感あふれるランチは魅力的

エチオピアンカフェ・ルーシーでは、ランチはバイキングを提供する。これにはワットを含むエチオピア料理が3～4品、エチオピアの国民食であるパスタ、エチオピア産のゴマ入りパン「アンバシャ」、ライス、サラダ、ポテト、デザートに、ドリンクバーがつく。ボリューム満点の内容だ。

デザートは日によって異なるのだが、あるときは奥さんが「カボチャとレーズンのココナツミルク煮」を、またあるときは、旦那さんが「プディング」を作るなど、エチオピアのデザートではないものの、家庭的な手作りデザートが並ぶ。

コーヒーセレモニーはエチオピアの誇り高き伝統

エチオピアの飲み物にも触れておきたい。
エチオピアといえば、コーヒー発祥の地。この地では、コーヒーで客人をもてなす「コーヒーセレモニー」が習慣化されている。

コーヒーの生豆を炒り、最初のコーヒーを飲み終えると、2杯目、3杯目と、1時間から2時間ほどかけてゆっくりと口にするのが常だという。同店でも、コーヒーセレモニーを提供しており、目の前で生豆を七輪で焙煎し、できたてのコーヒーをいただけるのだ。なんと、自分で焙煎したものを飲むこともできるというのだから、興味深い。詳しくは、ホームページをご覧いただきたい（オフィシャルHP：エチオピアンカフェ・ルーシー）。

さらに、エチオピアでは赤ワインをコーラで割った「カリモーチョ」もよく飲まれているという。同店でこれを試すのもまた一興では？

「エチオピアンカフェ・ルーシー」は、構えることなく気軽にエチオピア料理を愉しめるところがいい。アフリカのなかで独自の料理を築きあげた数少ない国、エチオピアの料理を口にできるお店は、日本でも数少ない。この店では、辛さを控えめにしているため、初めて口にするかたも心配ご無用。アフリカの遠いかの地に想いを馳せながら、しばし心安らぐ現実逃避をしてみてはいかがだろうか。そして、アフリカで長年独立を守り抜いた希少国の誇りと伝統を五感で愉しんでいただきたい。

■Ethiopian café　LUCY（エチオピアンカフェ・ルーシー）
東京都新宿区早稲田鶴巻町111福田マンション1F
TEL：050-7506-1869
営業時間：11:30～21:00（予約時延長可）
定休日：日曜（コーヒーセレモニー等予約相談可）
地図：Yahoo!地図情報

※コーヒーセレモ二―の詳しい情報はコチラ↓をご覧ください。
オフィシャルHP：エチオピアンカフェ・ルーシー