電動工具について
DIYガーデニングに必要な道具については、前項で挙げた通りですが、ここでは電動工具について詳しくみてみましょう。曲線にはジグソーを
■切る道具
小さな木工作品ならノコギリでOKですが、大物の作成や頻繁に木工をするのであれば電動ノコギリの方が捗ります。電動丸ノコが一般的ですが、曲線を切りたい、細工を施したいというなら、電動ジグソーもあるとよいでしょう。
■留める道具
木材同士を釘で留めつけるには金槌を使いますが、ネジを使うなら電動ドライバーがあると作業が楽です。電動ドライバーはドリルビット(刃)もセットされているのが一般的で、価格もそれほど高くはありません。ドリルビットで下穴を開けてドライバーでネジを締めることができるので、DIYガーデニングだけでなく家の中でも重宝する道具です。
コードレスは充電器の重さも考慮して
電動ドライバーにはコードがあるタイプと、コードレスの充電式タイプとがあります。充電式はコードが無い分取り回しが良いところがメリットですが、充電されていないとすぐに使えない点がデメリットになります。なお、ウッドデッキを作るときなど、硬い材にはインパクトドライバーがあると便利です。インパクトドライバーは、その名のように「衝撃」を与えながらねじ込んでいくものになります。
■削る道具
サンダーがあると、仕上がりが違う
一般的な日曜大工の道具にも入っているカンナですが、使いこなすのはなかなか難しいものです。電動カンナもありますが、これも慣れないと削りすぎてしまったりするようです。DIYガーデニングで、木材の角を取ったり表面を仕上げたりする程度なら、電動サンダーでも充分でしょう。
■一台でいろいろこなす道具
カッター、サンドペーパー、ブラシなどディスクを付け替えて
なお、ここでご紹介したような電動工具を使用する際には、ゴーグルをつけるなど安全面の配慮もお忘れなく。
道具がなくても、DIY?
ご存知の方も多いかと思いますが、最近の大型ホームセンターは品揃えが充実しているばかりでなく、木材加工などができる「工作室」というものを備えているお店もあります。「工作室」では、木材をカットしてもらったり、自分でジグソーを使用して木を加工することもできます。大抵、電動工具が一式揃っていますので、プランターや花台程度のものであれば、図面を作って「工作室」で作成し完成品を持ち帰ることもできるわけです。DIYガーデニングのために新しい道具を揃えるのは……と躊躇する場合は、こういったところを利用して初めてみるとよいでしょう。また、道具に慣れてから購入を考えるというのも賢明な選択かと思います。ガーデニングをより楽しむためのDIYです、無理のない範囲でチャレンジしたいですね。