【フラット35】sエコで借りると、どれくらいお得?
【フラット35】sエコでローンを組むと、どれくらいメリットがあるのか見てみましょう。次の表は、【フラット35】と【フラット35】sエコの金利プラン別の返済例です。【フラット35】sエコ(金利Aプラン)で従来の【フラット35】の返済額と比べると、被災地の場合、当初5年間の毎月返済額が約1万5千円、総支払額は約270万円低くなります。一方、被災地以外の場合でも、当初5年間の毎月返済額が約1万円、総支払額は約220万円低くなります。金利優遇幅が1%以下でも、総返済額がこれだけお得になるのなら、積極的に活用したいものです。
申込み時期と最新情報は要チェック!
【フラット35】sベーシックを2012年4月1日以降に申し込む場合は、制度変更が予定されているので、ご注意ください。●融資限度額:建設費(購入価額)の10割りから9割に引下げ
●金利引下げ期間の短縮
金利Aプラン:当初20年間→当初10年間に
金利Bプラン:当初10年間→当初 5年間に
また、【フラット35】sエコと【フラット35】sベーシックは、どちらも予算枠が決められていますので、昨年(2011年)のように、予定より早く受付が終了する可能性があります。受付終了の約3週間前までに【フラット35】のHPで発表があるとのことですが、締め切りが近いから、と急げる買い物ではありません。
特に【フラット35】sエコを利用するためには、新築・中古住宅ともに、省エネルギー性や耐震性など、所定の基準をクリアしている必要があります。住宅販売会社やハウスメーカー、工務店などの担当者によく相談して、早めに計画を立てることをお勧めします。
夫婦で力を合わせて【フラット35】sエコを賢く活用!
今度、住宅展示場で相談してみようか!
ここで大切なのは、目先の金利だけでなく、返済期間や人生全体を見渡してローンを選ぶことです。「固定金利型で将来の返済額を確定させて、共働きができるうちに繰上げ返済をしたい」「あえて変動金利を選んで、当初の返済額を抑えつつ、将来の金利上昇に備えて早めに繰上げ返済をしたい」など、返し方はさまざまです。夫婦でどのような暮らし方をしたいか、働き方やライフプランと合わせて、返済プランを立てるようにしましょう。その上で、【フラット35】sエコも活用できたら鬼に金棒ですね!
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