実際のレッスンの様子
工夫を凝らしたプログラムが多数
午後3時半すぎ、学校帰りの子どもたちが送迎バスで続々集まってきます。ウォーミングアップ中のクラスを見ていると、子どもたちから「Hello!」「What's your name?」なんて話かけられて、私のほうがたじたじに……。ネイティブの先生たちはノリもよくフレンドリーで、子どもたちも自然と盛り上がっていました。
メインの活動タイムは16:00ごろから。子どもたちがそろったところで、まずはおやつタイム。その後、その日の活動へとうつります。あらかじめ年間カリキュラムは決められていますが、実際の内容は日がわり。図画工作、音楽、ゲーム、読み聞かせ、パターンブロックなどのほか、正月やクリスマスには季節に応じたアクティビティも実施。ときには近くの公園で外遊びもします。英語のレッスンも教科書などはなく、フラッシュカードを使うなど、子どもたちが遊びながら楽しめるように工夫されています。
子どもたちは耳もよく発音も美しくなりやすい
いずれのレッスンも、寸劇をしたり、クイズ形式で進めたり、堅苦しい雰囲気は皆無。「楽しいと思わないと身につかないですから」と室長の柴田さんもおっしゃっていましたが、子どもたちも実に伸び伸びとした様子でした。一方で、英語にもっと力を入れたいという人の声にも応えるため、希望者を対象に英検対策用のレッスンも用意。この日も数名の子どもたちが教室で授業を受けていました。同教室に通う子どもたちのあいだで英検は「もっていると、かっこいい」というステータス的なものになっているそう。成果が目に見えるので、子どももやる気になるようです。
子どもたちが大好きなおやつタイム
休憩をはさみつつ、2つのアクティビティをこなしていると、あっというまに18:00。帰りのバスは18:00と19:00の2便が用意され、早い子どもたちは帰宅の途につきます。19:00のバスを利用する子どもたちは、もうひとつアクティビティを楽しんでから帰ります。
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