魅力その3:自由度の高さ
引出式のPPケースは、たたんだ衣類をしまうのにうってつけです。四角くたたんだ衣類は、差し込むように立てて収納。衣類を積み重ねてしまうよりも、見つけやすくて出し入れがしやすくなります。そしてランジェリーやソックスといった小さな衣類には、浅めの引き出しを使うといったように、しまうモノに合わせて深さを変えるのがおススメです。また、クローゼットの寸法を測って、ちょうどいい幅と奥行きのPPケースを選べば、手ごろな価格で収納の使い勝手がアップします。ケースを積み重ねたり、キャスターをつけることで、使い方の調整ができるのもメリットのひとつです。
ただし、半透明のPPケースは中身がそのまま見えるので、それが気になることもあります。そんなときには、引き出し内の手前にカラーペーパーを挟んでもOK。シールやテープ状のラベルを貼って、見出しをつけるのも遊び感覚で。「使い手の発想で、自由にアレンジできるような商品開発をしています」(依田さん)。
収納用品として求められる機能と、余分な装飾のないシンプルなものだからこそ、住まいやライフスタイルに応じた使い方ができるのだと思います。店頭やカタログで商品を探す際には、「サイズ・組み合わせ・自由度」をキーワードにして、あなたの最適な収納スタイルを見つけましょう。棚収納なら、良品計画の清水智さん宅で見つけたプロワザが参考になりますよ。